イヤミスを書く
イヤミスとは、後味が悪いミステリーのこと。
現在でいえば湊かなえ、真梨幸子、ちょっと前の道尾秀介などが当てはまる。
たぶん最後に少しでも救いがあるとダメで、もう徹底的に救いがないミステリーのことを指すのだと思います。嫌な展開や人物があるけれど、最後に救いがあるものを準イヤミスと名付けるなら、僕は今それを書いています。
割と全体的に胸くそ悪いことが多いです。結構悪いやつって書けるんだなと自分で思ってみたりして。
ただ、前述する三人のような徹底的なイヤミスを書くつもりはありません。あくまで嫌なことはあっても、希望があるというコンセプトで。でも、あんまり救いがないかもしれない。それは読む人次第。
舞台は東京、登場人物はほとんど社会人。割とがっつり会社や生活なんかの背景も書いたのはこの作品が初めてかもしれない。公募締め切りまであと一カ月。慎重に推敲しております。
そういえば電書ちゃんがこんなことを
出版前に誰かに読んで貰ったら? / 小説の正しい脇道の逸れ方 - 初瀬明生の創作部屋~Making Story~ https://t.co/XLuqatRQjO
— 電書ちゃん@公式 (@denshochan) 2016年4月19日
要するにヘリベさんのようなことを小規模でいいからしろということ。
いや、もちろん誰かに読んでもらえると嬉しいですが、贅沢じゃない? って思いました。