初瀬明生と小説とKDPと

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新作『勇者×探偵』を出版しました

タイトルどおり、新作『勇者×探偵』を出版しました。(×はバーサス)


表紙は初瀬明生さんに描いていただきました。クリスタと板タブを使って三カ月かけて描いたそうです。

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新作のあらすじ


勇者が訪問する街では、必ず連続殺人事件が発生する。


そんな情報を聞いたアリステアは勇者一行が訪れているエウレトールに向かう。
街で勇者は大々的にスピーチをし、聖騎士は勇者に殺意を向け、僧侶は静観。奇術師助手は街を巡り、盗賊は探偵の情報を探る。記者は熱心に事件を探り、酒場のマスターはナイフを隠し持つ。奇術師は魔法を研究し、女給士は死体を発見する。魚屋は殺しの依頼を仲介し、殺し屋は依頼人を探す。
バラバラだった視点は、魔法が使われたであろう殺人が発生してから徐々に交わっていく。

魔法犯罪が簡単に暴かれる世界で起こる連続殺人事件。様々な人間模様が織りなす群像劇の中、勇者と探偵の対決が人知れず始まっていた。

 


今回は純粋?な群像劇となっております。肩書きで表されたキャラクターたちの視点で話が進んでいき、魔法が使われたと思しき不可解な殺人事件を解決していくお話。魔法も絡み、人の心理やいくつもの企みが絡んでいく。

魔法やファンタジーが絡む探偵ものなので、なかなか作るのが大変でした。それに加えて群像劇ですので、およそ半年くらい執筆や見直しはかかりました。大変でしたが作ってて楽しかったです。あそこをつなげるとか、実はあの事件はもう一個秘密が隠されて後で活かされるとか、自作ではありますがピースをはめていく感じがなかなか心地よかったです。

文字数は24万字。推理ありアクションあり意外性ありと、最後までお楽しみいただける内容となっております。よろしければお読みください!