タイトルと表紙と内容紹介の重要性(おねショタの定義とは)
どうも。アラサーからサーになった初瀬明生と申します。
新作もいよいよ佳境。タイトルも決まり、表紙依頼も順調で、本文の執筆も後半70分くらいまで進みました。そろそろ内容紹介(ストアに表示されるあらすじ)の方も考えないといけません。
というわけで、人によっては悩んでしまう内容紹介についてお話をします。大事さと、注意点を主に話します。
これについてはちょっと思うところがありましてね。内容紹介って意外と、思っている以上に売り上げに左右するんです。いや当たり前だろ、って思った方もいると思います。まあお話を聞いてください。
昔、大した表紙でもないのに、過去作で2番目に売り上げを残した作品があるんです。
「21グラムの残滓」という作品。
お世辞にも表紙がいいとは言えません。ただ、どうして売り上げがこんなによかったのかなと分析しました。前に言った探偵×異能みたいな組み合わせだったからよかったのかもしれませんが、偏に内容紹介がよかったからかなと思いました。
いくら売れ線っぽいものを書いても、内容紹介が駄目だったら全て駄目になりますからね。
どうすれば本が読まれるのか(過去作の分析編) - 初瀬明生と小説とKDPと
このしょぼい表紙で売れたのですから、内容紹介はやっぱり大事(安直)。個人的には
タイトル:表紙:内容紹介=3:3:4くらいの割合な気がします。
もちろん他のも大事です。タイトル買いとか表紙買いという概念もありますので。でも、やっぱり内容紹介は大事。
内容紹介は意外と大事だよ! って話で締めたいのですが、ここで注意点が三つ。
1.その内容紹介が読者にとって食いつくものなのか。
2.内容紹介がちゃんと内容に従ったものなのか。
3.読者の期待を裏切らないのか。
「21グラムの残滓」のレビューを見ていただけるとわかるのですが、内容紹介に比べて中身がしょぼい。という感想が目に付きます。
いや、もうこれは反省するしかないです。前にいった3に該当するものですね。
1については成功したのですが、2、3については順に失敗した感じですね。こうなると後が続かない。いいことは何一つないです。一冊しか出さないというならともかく、これから書き続けるなら、なおさら。
というわけで、いくら内容紹介が大事と言っても、読者を裏切ってはいけません。内容紹介を奇抜にしても、ちゃんと内容に沿わないと駄目な事は、自身の経験上身に染みたことです。
これを踏まえて、新作の内容紹介はちゃんと考えないといけない。読者が興味を持つ、インパクトのある書きだし…内容紹介…。
救助のヘリが来たら全力で逃げるおねショタコンビが、孤島でゾンビサバイバルをする小説。
これで読者が興味を惹くのかわかりませんが…まあ今のところはこれでいこうかと思います。そもそもおねショタの定義は何なのか。カップリングとあるから、恋愛関係を想定しているのか、くんずほぐれずを期待して手に取る人もいるのではないか。
ちなみにくんずほぐれずも恋愛関係もありません。ただショタ側が一方的にお姉さんにいじられ、という関係。ショタ側は反発心を覚えつつ、ドギマギしている感じ。
ここを間違えたら「21グラムの乱」がまた起こりそうで怖いです。おねショタと聞いたのに×××のシーンがないじゃないか! とクレームが付けられそう。
果たしてこれをおねショタと呼んでいいのか。そもそもおねショタの定義は何なのか。専門家がいたらぜひ教えてもらいたい。お願いします!
ゾンビものの新作タイトルがまだ決まらない件(AIDMAの法則もなぜか解説)
新作はようやく、次の大きな事件に入るくらいの場所まできました。予定どおり七月中には完成しそうです。
ですが、ここまできてタイトルがまだ決まっていません。一応仮題はあるのですが、めっちゃ悩んでいます。
パンデミックが起こった孤島に二人の男女(おねショタ)がサバイバル生活をしていました。そんなゾンビだらけの島の中に、あらぬ考えを持った人間と集団が集まり一波乱が起こる。果たして彼女らが島に居続ける理由とは。事件の真相は何か。
ゾンビものサバイバルと、バトルロイヤル要素(と言っていいのかわからない)や、ちょっとしたミステリーが入る感じです。
そろそろタイトルや内容紹介、表紙の構図なんかを決めておきたいんですが…なかなか思うようにはいかない。
というのも、今回の作品は本当に読者が引っかかってくれる設定なのかどうなのかがわからないのです。故にタイトルや内容紹介あたりは全く決められずにいます。
AIDMA(アイドマ)の法則というものをご存じだろうか。
簡単に言えば、消費者が購入する行動にはいくつかのプロセスがあるという考え。
「認知段階」、「興味段階」、「行動(購入)段階」の三つが主。
別にここで詳しく説明する気も知識もあまりないのですが、簡単に言えば釣り。タイトルや内容紹介、表紙を含めた餌に消費者が食いつき、離れないように釣り針がちゃんと食い込んで、ようやく釣れる(購入に踏み切る)という感じです。
この法則で考えると、ゾンビものの今作は、ちょっと餌としては弱いかなと弱気になってるんですよね。前作がわかりやすく、知識を貸せる探偵と、割と食いつかせるものだったのも大きい。
ちなみに仮題は「Dead End in アライブ」
デッドエンドは行き止まり。アライブは、孤島の名前が阿頼部島という名前だから。色々意味を含ませつつ、こういうタイトルを仮題としました。デッドエンドのデッドでゾンビを想起させられるかなという安直な発想。
…うーん、タイトルと内容紹介を合わせてもちょっと弱い感じ。もうちょっと食いつきやすいものがいいですよね。ゾンビものに、こういう思惑のある人間のバトルロイヤル的な展開ってどうなのだろうか。ゾンビもの好きな人にはそっぽを向かれるかもしれない。いっその事おねショタ路線を推してエロエロな展開でもやってやろうかと考えましたが、ぐっと我慢。
どうやったら内容紹介、あらすじが面白く見えるかと、ちょっと考えてはいきたいです。まだまだ本文は半分弱くらいしか進んでないですからね。
タイトルと同様、内容紹介に関してはかなり力を入れたいのです。レンタル探偵でわかりました。内容紹介かなり重要。
内容紹介、あらすじの比重についての考察は、七月に入ってからブログに書きましょうかね。これまで得た所感をお話しします。
それでは今日はこのへんで。話に出たレンタル探偵はこちらになっております
(ステマ)
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新作無料キャンペーン終了&キャンペーンの是非
無料キャンペーンが昨日終了しました。たくさんのダウンロードありがとうございました。
キャンペーンのダウンロードは3桁超えました。これは成功です。しかし、この流れのままランキンも頑張れと思いつつ、少し考えなければならない出来事がありました。
キャンペーン前に、数冊ダウンロードされたことです。キャンペーン直前にランキングを見ると、まさかの10000ちょっと台。ああ、結構ダウンロードされてる。嬉しいやら悲しいやら。
しかもありがたいことに、発売した当日に感想を挙げていただいた方もいらっしゃいました。これは本当に感謝する反面、その直後に無料キャンペーンをやるのは忍びないなという気持ちが湧いてきました。
そして、そもそもキャンペーンをやらずともいけたのかな…と、思考停止に無料キャンペーンを今までやってきた考えをちょっと振り返ったり。
これ、どうなんですかね? 自分のようなさして知名度もない人間にとって露出は大事です。露出は今のところ、このキャンペーンくらいしか思い至りません。ただ、このまま義務のようにキャンペーンをやり続けるのも間違ってるのかなと。止めたら止めたらでずどんとトータルの売り上げが下がってしまいそうな…そんな心配も頭によぎります。
正直すっぱり止めて売り上げが下がるのは非常に怖い。そもそもお知り合いへの献本的な意味も兼ねてのキャンペーンなので、全くやらないというのも難しい。だから一日だけにしようかとも悩んだり。
そのため、次回作についてはもうちょっとキャンペーンや売り方については考えていきたいと思います。令和の大改革、アラサーからサーになる初瀬明生の大改革です。今までのやり方を、よりよい方向へ変えていきたいと思います。
具体的な方法(別に大したものではない)は、また後日ブログに書きます。次回作の話もまた後日ですね。ブログのネタは割とある。
ああ、それと新作の方よろしくお願いします。今回の出来は自信があります。ぜひぜひお読みください。
新作「レンタル探偵は探偵に向いてない」の無料キャンペーンは2日から!!
「レンタル探偵は探偵に向いてない」の出版が無事完了しました。というわけで予定どおり、明日2日の夕方から無料キャンペーンを始めます。
こちらが新作の表紙となっております。初瀬明生さんに描いていただきました。右下のやつはミスって画像をキャプチャしたまま放置したわけではないですよ。ちゃんと意味はあります。
さて、絵の次はこの新作のあらすじについてお話しします。あらすじは以下のとおり。
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――推理力、貸します――
そんな事務所の看板を、家出中の在澤優美(ありさわ・ゆうみ)は路地裏で見つける。中に入ってみると、夏秋知春(かしゅう・ともはる)という探偵がいた。話を聞いてみると、彼は推理することも動くこともせず、依頼者自身に事件を解かせているという。
看板の文字どおり、夏秋は依頼者に、自分の推理力を貸すことができるのだ。
在澤は半信半疑ながら、推理力をレンタルすることを決意する。彼女の友人の死が、本当に自殺だったかを調査するためだ。しかし異能力を使い、やけに冴える頭を使っての調査は、火事、追跡者、ヤクザの介入、殺人と、波乱の展開を次々と起こしていく。
仕事をしない探偵と、推理力を借りた女子高生が織りなすミステリー。
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このようになります。異能力×探偵のストーリーです。
この能力があることで、誰でも探偵になれます。そこにご自身の得意分野があれば、推理小説のような○○探偵ができあがるでしょう。
映画に詳しいならシネマ探偵、軍事や武器に詳しいならミリオタ探偵、化学に詳しいならケミストリー探偵的な。
簡単に○○探偵を生み出す能力とも言い換えられます。(上記の3つは出てきません)
探偵は推理力を貸すだけで、基本は何もしません。基本的には依頼者が頑張ります。ただ、今回のケースで例外的な動きをせざるを得なくなるのですが……それは、本編を読んでお確かめください。
約三十万字の大長編。辛く長い執筆ではありましたが、面白いものができたと思います。無料キャンペーンを機に、ぜひゴールデンウィークにお読みください。
キャンペーンは、5/2の夕方~5/4の夕方の2日間です。
時間はおそらく4時からでしょうが、多少前後しますのでご注意ください。始まったらSNSで宣伝します。
新作「レンタル探偵は探偵に向いてない」の発売時期について
ようやく推敲も一段落つきました。
初稿後の作業工程
素読み
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動機や人物の動きの確認
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資料との照らし合わせ1
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mobiファイルで実際にアプリで読む
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登場人物一人を通しての本編の動きの確認
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資料との照らし合わせ2
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softalkによる音声付きの見直し
推敲の流れは上のようになっていますが、ようやく最後のsoftalkに入りました。つきましては平成最後の30日に出版し、令和に入った5月2日あたりに無料キャンペーンができればなと思います。よほど穴が見つからない限りは、これで行かせていただきます。
表紙も微調整に入りました。そろそろ出来上がりそうです。表紙のお披露目や物語のあらすじなんかは、令和一日目にブログを更新しようと思います。
平成最後と締めくくるブログは絶対に多くなると見込みますが、令和最初のブログってのは意外に少ないと思う。締めくくりよりは、たぶん。
てなわけで、今回のブログは終了と行きたいのですが、ここで前にブログで触れていた大改革についてのお話。
簡単な話、過去作をいくつか出版停止にしようと思っています。
申し訳ない。いかんせん長く活動してしまっている手前、著しくクオリティの低い作品も何個か見かけるので、それらを出版停止にしようと思います。
もちろん、売れないからもういいや、ではなく、以下の条件に全て当てはまるものに限ります。
該当する作品は、
・もう数年売れていない
・他者からの評判も悪いやつ
・自分でも今さら直す気のないやつ。かつ過去故に中身に今さら自信を持てなくなったやつ
これらに一致する作品『セルパブ作家 初瀬明生が死んだ夜』『或るマンションの殺人』『寵愛の館』は令和が始まると同時に削除いたします。
これからも該当作品が出てくれば出版停止にはしますが、今のところ他の作品を消すつもりはありません。ただ悪いレビューを書かれたからすぐ削除とはしませんのでご安心を。少なくとも、一作品は二、三年必ず見ます。それを最低限に、これから令和に向けて準備いたしますのでよろしくお願いします。
あとは、単純に表紙を変えようとも思っています。特に『21グラムの残滓』と『平成ファランクス』は変えたい。特に後者はラノベチックに描けるちゃんとした人に頼みたいです。次回作も表紙を頼むつもりですので、いつになるかはわかりませんが、正直『ヴィランズ』の次に売りたいやつなんですよね…もう令和始まるから効力があるかわかりませんが。
長くなりましたが、最後の締めくくりとして、予定をまた箇条書きしてブログを締めたいと思います。それでは、新時代に向けてレッツジャンプ。
4/30出版、該当作品出版停止
5/2~5/4新作無料キャンペーン
8月下旬 次回作発売予定