初瀬明生と小説とKDPと

Q.KDPとは? A.Kindle(電子書籍ストア)に自己出版できるサービスの事だよ!

新作「レンタル探偵は探偵に向いてない」の発売時期について

ようやく推敲も一段落つきました。

 

初稿後の作業工程

 

素読

動機や人物の動きの確認

資料との照らし合わせ1

mobiファイルで実際にアプリで読む

登場人物一人を通しての本編の動きの確認

資料との照らし合わせ2

softalkによる音声付きの見直し

 

推敲の流れは上のようになっていますが、ようやく最後のsoftalkに入りました。つきましては平成最後の30日に出版し、令和に入った5月2日あたりに無料キャンペーンができればなと思います。よほど穴が見つからない限りは、これで行かせていただきます。

 

表紙も微調整に入りました。そろそろ出来上がりそうです。表紙のお披露目や物語のあらすじなんかは、令和一日目にブログを更新しようと思います。

平成最後と締めくくるブログは絶対に多くなると見込みますが、令和最初のブログってのは意外に少ないと思う。締めくくりよりは、たぶん。

 

てなわけで、今回のブログは終了と行きたいのですが、ここで前にブログで触れていた大改革についてのお話。

 

簡単な話、過去作をいくつか出版停止にしようと思っています。

 

申し訳ない。いかんせん長く活動してしまっている手前、著しくクオリティの低い作品も何個か見かけるので、それらを出版停止にしようと思います。

もちろん、売れないからもういいや、ではなく、以下の条件に全て当てはまるものに限ります。

 

該当する作品は、

・もう数年売れていない

・他者からの評判も悪いやつ

・自分でも今さら直す気のないやつ。かつ過去故に中身に今さら自信を持てなくなったやつ

 

これらに一致する作品『セルパブ作家 初瀬明生が死んだ夜』『或るマンションの殺人』『寵愛の館』は令和が始まると同時に削除いたします。

 

これからも該当作品が出てくれば出版停止にはしますが、今のところ他の作品を消すつもりはありません。ただ悪いレビューを書かれたからすぐ削除とはしませんのでご安心を。少なくとも、一作品は二、三年必ず見ます。それを最低限に、これから令和に向けて準備いたしますのでよろしくお願いします。

 

あとは、単純に表紙を変えようとも思っています。特に『21グラムの残滓』と『平成ファランクス』は変えたい。特に後者はラノベチックに描けるちゃんとした人に頼みたいです。次回作も表紙を頼むつもりですので、いつになるかはわかりませんが、正直『ヴィランズ』の次に売りたいやつなんですよね…もう令和始まるから効力があるかわかりませんが。

 

長くなりましたが、最後の締めくくりとして、予定をまた箇条書きしてブログを締めたいと思います。それでは、新時代に向けてレッツジャンプ。

 

4/30出版、該当作品出版停止

5/2~5/4新作無料キャンペーン

8月下旬 次回作発売予定

新作「レンタル探偵は探偵に向いてない」の初稿が完成しました。

とにかく疲れました。文字数は28万字、原稿用紙換算で700枚。大長編の完成です。

 

自分の推理力を客にレンタルさせて事件を解決する異能ものの小説なのですが、派手な能力ではないです。設定のインパクト勝負なところはあったので、展開をいろいろと飽きさせない構成にするのに腐心していきました。

 

たぶん、大丈夫。今のところは面白いと思う(当社比)。

 

今回は、プロットという小説の前段階に一カ月近く割いていたので、話の破綻は起きてないはず。こうなると推敲が楽なので、そう遠くない時にお届けできると思います。

 

これから行うのは、表紙作成と推敲――事件の矛盾や話の齟齬はないか。ちゃんと展開が面白いかの確認――です。これが大変。Googleカレンダーでも使って登場人物のスケジュールを確認しながら進めていきます。

 

とにかく終わったので、ひとまず寝かせたい。休養日を設けます。その間に矢樹さんのホラーも読みたいし、八槻さんの新作も読みたいし、黒岩涙香の幽霊塔も読みたい。あと、ブログの収益でギフトカードが届いたので、これでなんか買おうかと思います。何を買うかは今のところ秘密。ちょうどいいインターバルになりますね。

 

 

最後に、ちょっと気が早いかもしれませんが次回作の話です。

 

次回作はゾンビもので行きたいと思います。孤島でパンデミックが起こって、そこでトリガーハッピーでスレンダーな女性と、それになぜかついていく男の子の話。おねショタ?

もうプロットというか、思いついたアイディアを書いている途中です。いつになるかは未定です。

途中で短編でも出そうかと考えましたが、たぶんこっちに注力するかも。

「レンタル探偵は探偵に向いてない」は、ようやく半分書き終えた

三月になりました。月が変わるまでにはなんとか半分は終わらせたい、という願いはなんとか叶いました。

 

自身の推理力を他人にレンタルしてくれる探偵のお話。

その人物にお願いをし、女子高生の在澤優美はとある事件を追います。色んな手掛かりを得て、変な事件に巻き込まれますが、解決には至らず、レンタル期間は終了。前半戦はここで終了となります。

 

ただいま半分です。脚本で言うミッドポイント。

ショーシャンクの空に」なら、アンディがフィガロの結婚を刑務所内に流す場面。

「君の名は」なら、三葉に会いに行って衝撃の事実を知る場面。

大きな展開に向けての橋渡しとなるであろう場面までは行きました。

 

異能力がぽんと、現実世界にある仕組み。ここからまた新たな展開、意外な設定が待っているのですが・・・これは販売してからのお楽しみということで。

 

今はだいたい10万文字程度。このままだと20万文字を超過してしまいます。一カ月ちょっとで10万なので、春が過ぎるまではなんとか完成はさせたい。

正直に言ってしまえば、進捗は思った以上にダメです。プロットを今まで以上に密に作ったのですが、思ったよりは筆が進まなかった。正しく言えば、進むところと進まないところがあった。

 

小説、原稿は生き物だとはよく聞きますが、そうなるとプロットは手綱なのかもしれません。生き物が変なところに行かないようにする手綱。

その手綱が不十分だったのかなと悩むこともありましたが、その時はまた補強すればいいのです。まあ、そのせいで結構時間は掛かったのですが、手応えはあります。やっぱりプロットを作れば、変な齟齬は生まれにくいのはいい。特に設定がめんどくさいし、面白いところなので、ここはしっかり作らねばなるまい。

 

三月はもうちょっと頑張ります。黒い砂漠モバイルをダウンロードしてはまっているけど、私は元気です。

 

最後にですが、三月にKDPセレクトが期間終了となる「夜霧麗子はなぜモテないのか」を、BOOK☆WALKERで出版することにします。

いわば実験ですね。ある程度自分の中では純粋なラノベが、どういう風になるのか。地味に売り上げ貢献はしてたんですけど、まあ全体が大したことないのでいいです。

 

というわけで、たぶんこの土日から出版します。特に成果がなければ戻ります(涙目)

ミステリーで許せないオチについて

たまにTwitterまとめサイトでよく見かけるこういうタイトル。みなさんも1度は目にしたことはあるでしょう。中身としては、許せないオチをあげつらうもの。

 

・双子オチ

・多重人格オチ

・主人公が犯人オチ

・夢オチ

 

みなさんはどうでしょう? 自分としては、まあ情報がしっかりしていれば大丈夫な部類です。

 

双子なら最初から提示していればいいんです。ノックスの十戒にもそう書かれている。(忍殺語風)

多重人格も許せる。このオチでいいのはA辻Y人さんの作品で知っている。

主人公が犯人オチなんて有名なのがあるじゃない! あくまで読んだものがひどかっただけだと思う。

 

……夢オチ?

 

最後のオチは見たこともないので判断はつきません。簡潔に言えば、どれも読者に不条理を抱かせないことが大事なことなのかなと思います。単純な話です。

ただ無条件でこういうのが嫌だと言う人は、最初に触れたそのオチが非常にヤバかったのかもしれません。アレルギーのようなもの、でしょうか。うに嫌いなのはいいうにを食ってないからだよ。みたいな話かもしれません。

 

 

 

ただ僕にも、こういうオチは嫌だなっていうアレルギーを持っています。それは

 

結構派手な事件が自殺or事故だったオチ

 

これについてはどうしても好きになれない。読んだ後うーんとなっちゃう。

派手であればあるほど、色々と怪しい登場人物が出てくるほど、このオチにはがっかりします。自殺が自殺だったオチはまだ大丈夫。じゃないと自分の首を絞めることになりますからね。

宮部みゆきという作家をご存じでしょうか。私が大好きな作家さんなのですが、あの人の作品の「あれ」を読んだのですが、納得はできませんでした。

湊かなえという作家をご存じでしょうか。あの人の、三年くらい前にドラマ化された「あれ」を読んでみたんですが、やっぱりどうも納得がいかないです。

 

前者は解決編までは面白かったんですが・・・それだけにうーんとなりました。後者は単純にイラッとしました。

 

これに関しては、前の四つの例で挙げた『不条理』には該当しません。なんで好きで無いのかは自分でもわかりません。人それぞれには好みがあるんだなって事にしておいてください。

 

みなさんにもあんまり好きでない展開、オチはあるかと思います。それはあまりにも千差万別で、ミステリーを一応書く端くれとしては考慮しなければなりません。しかし破れば面白いというのもありまして、難しいところです。

 

ただ『不条理』。『不条理』だけは与えないように腐心しなければいけませんね。これだけは守らないといけない。それさえ守れば、オチが受け入れられないなんて心配のあらかたは解決できる、と思います。

 

今書いている作品が自殺と思しき事件から始まっています。自殺→自殺の流れは許容できると言いましたが、できれば避けたい。これも不条理は与えないようにしないといけません。でも、説明しすぎても読みにくいだろうし、リーダビリティがなくなってしまう。ミステリーって難しいな。

 

↓こんなものを発見したので、新作づくりに利用させてもらう。

リーダビリティ測定ツール

覚え書きのようなものと新作の話

今年二回目のブログです。本を読んだりはしてましたが、ブログ同様、執筆の方も滞っていました。今まで以上にプロット作りに励んだからです。

 

たぶん今までの十倍以上くらい細かく練って作りました。推理の流れとか、ここで情報を得る。などなど。ゲームのダンジョンでも作っているみたいです。ここの仕掛けを解いて、先に進むアイテムを手に入れる、ないし後で役に立つみたいな。

 

さあいつ終わるのでしょうか。まだ二万字もいってません。しかし執筆が今までより断然楽に進められる感じがある。今までどんだけプロット作り甘かったんだよと、そう断罪したくなるくらいでした。ちまたではプロットを作らなくても大丈夫という人もいるらしいのですが、自分はミステリーなのでやはり書かなければいけない。

 

 

 

え? プロット作らなくても大丈夫な人? そんな人が本当にいるのかって?

 

もしあなたが疑っているのなら「このセルパブがすごい!」を見るがいい! 3位の人がまさにその人だ!

 

 

このセルフパブリッシングがすごい! 2019年版

このセルフパブリッシングがすごい! 2019年版

 

 

さて、思いがけない形で「このセルフパブリッシングがすごい!」の宣伝をすることになりましたが、まあここであえて触れなくても読んでいただければと思います。無料ですし。

 

 

あ、そうだ(唐突)

「夜霧麗子はなぜモテないのか」という作品のカテゴリーを変更したいと考えています。今までランキングの露出を考えてロマンスあたりにいたのですが、もう意味がない位置に落ちました。そこでライトノベルあたりに変更を月替わりに変更することを決めました。どうせ露出はどっちにしろできないですし、ならば本来あるべき位置にということです。

KDPセレクトが切れた際、BOOK☆WALKERにも販売しようかと。まあこれで簡単に売れるなんて微塵も思っていないですが、ちゃんと然るべきところに置いておきたいなと。一応純粋なラノベがちゃんとある程度売れるのかなという実験みたいなものです。

切れるのは三月なので、まあそのあたりに新作もちゃんと販売できればなと。

 

タイトルは「レンタル探偵は探偵に向いてない」です。お楽しみに!

新年早々「夜霧麗子はなぜモテないのか」にてポカに気づいた件について

あけましておめでとうございます。

 

ええ、新年早々こんなことを言うのはあれですが、新作である「夜霧麗子はなぜモテない」にて見逃せないミスがありました。結構致命的なミスです。

 

具体的に言えば、カフェの名前が変わりました。「バール」という名に変わりました。それに伴い、二つ目の「鏡の破片」の解決編がちょっと変わります。変化はちょっとですが、修正後のものでないと納得できない人もでてきます。

 

現在三版目は出版済みです。新たにDLする方は問題ないのですが、もうDLしていただいた方への更新はまだ先になりそうです。カスタマーサービスからの連絡では、15日までに、どのように更新するかを決めるそうです。返事が来しだい、Twitterにて連絡します。

 

2019年初めから大変申し訳ありませんでした。許してください! 何でもしますから!

RTいいねしてくれた人100名に100ソマリアシリングあげるキャンペーンやりますから!

 

 

 

今年の総括&来年の目標

今年もあと三日となりました。実家に帰る前に、ここで年内の総括をしたいと思います。

 

今年は四作出しました。「closer world」「fire marks」「平成ファランクス」「夜霧麗子はなぜモテないのか」

短編1、長編2、長編にもほどがある長編1

 

夜霧麗子に関しては過去作のリメイクなのですが、正直新作を一本書いたのと同じ労力でした。またこの作品で、初めて知らない人に外注をしたという経験を積みました。これは大きいことです。表紙効果もあってか、ランキング10000台をふらふらしております。たぶん表紙がひどかったらこんな現象にはならなかったでしょうね。あんまり見たことない動きです。

 

前の二作の売り上げは、最終的にはそこそこ。いつもの感じ。「平成ファランクス」に関しては大爆死。今までで一番目も当てられないくらいの成果で、市場調査やらマーケティングやら表紙やらの大切さを思い知った一カ月でした。

 

正直一年四作がギリギリですね。長編となれば三つくらいになりそう。2019年は三作を目指します。ひとまず目下の「レンタル探偵」ですね。年内まではプロットを書き、年が明けて帰った時にすぐに執筆にとりかかります。

まだ序盤の序盤しか書いていません。なので出版は春くらいになりそうです。ほんとに頑張れば二月ですが、さすがにリアルを犠牲にしちゃうので。

 

 

なんかしれっと来年の目標を言ってしまいましたが、ここで改めて来年の目標を箇条書き

・「レンタル探偵」を来年三月あたりに出版

・インプットを頑張る

・純文学を書きたい

・エロ本を書ければいいな

・KENP伸びろ

 

インプットに関しては、ただ単に本を色々読みたい。ちょっと今年は読書量が少なかったので、その反動です。

 

純文学は、なんかいい題材を思いついたので書きたいんですよね。ただ短いし、売り上げにも繋がらなそうなので、ためらっているところです。そのうち熱が冷めそう。

 

エロ本は書きたい。書いたことがないので、どこまでいけるか試してみたい。

 

最後のはそのままです。ただの願望です。

 

 

 

そういえばあともう一つ。来年の一月くらいには、表紙の頼み方の詳細を書いた記事を書きたいなと思っています。表紙依頼の時に色々調べたのですが、あんまりいい記事がなかったので四苦八苦したのはいい思い出。それにつれてちょっとしくじりもありました。

しくじり先生ではありませんが、そういう失敗を踏まえた記事を書ければいいなと。主に絵師との仲介をしてくれるサイトのことについて、中心に書いていきたいと思います。もちろん頼んだ絵師様に迷惑は掛からないよう、個人的なやり取りの詳細は書きませんし、ちゃんと他の人にも相談します。

 

以上で言いたいことは言えましたかね。それではこのへんでこの記事を締めくくりたいと思います。

さらば平成最後の十二月! そして二十代最後の十二月! 来年には三十路だヨホホホホ!