新作「Dead end in アライブ」は八月末か九月に発売
表紙が出来上がったので新作の情報を小出ししていこうと思います。
今回は、表紙だけでなくロゴデザインも外注しました。いや、自分では絶対作れない、素晴らしい表紙にしていただいて感謝しかありません。推敲も捗る捗る。
ただいま絶賛見直し中の新作は、
「Dead end in アライブ ~ゾンビランド決死行~」
タイトル、サブタイトルが確定しました。
文字数は27万字。原稿用紙換算で680枚ほど。うん! レンタル探偵と大差ないや!
文字どおりゾンビものサバイバルホラーとなります。一人の女性とショタのコンビが、パンデミックが起こった孤島でサバイバルを行う物語です。割とギャグ調で進んでいきますが、基本はシリアスです。
おねショタと銘打っていいのかはわかりませんが、R15すら行かないまでも、ちょっとむふふな展開もあったりします。直球のエロはないです。R18で書きたい。
今のところ新作で出す情報はこんな感じです。詳しい内容紹介や、表紙のお披露目はまた後日。ここからは余談です。
続きを読むタイトルと表紙と内容紹介の重要性(おねショタの定義とは)
どうも。アラサーからサーになった初瀬明生と申します。
新作もいよいよ佳境。タイトルも決まり、表紙依頼も順調で、本文の執筆も後半70分くらいまで進みました。そろそろ内容紹介(ストアに表示されるあらすじ)の方も考えないといけません。
というわけで、人によっては悩んでしまう内容紹介についてお話をします。大事さと、注意点を主に話します。
これについてはちょっと思うところがありましてね。内容紹介って意外と、思っている以上に売り上げに左右するんです。いや当たり前だろ、って思った方もいると思います。まあお話を聞いてください。
昔、大した表紙でもないのに、過去作で2番目に売り上げを残した作品があるんです。
「21グラムの残滓」という作品。
お世辞にも表紙がいいとは言えません。ただ、どうして売り上げがこんなによかったのかなと分析しました。前に言った探偵×異能みたいな組み合わせだったからよかったのかもしれませんが、偏に内容紹介がよかったからかなと思いました。
いくら売れ線っぽいものを書いても、内容紹介が駄目だったら全て駄目になりますからね。
どうすれば本が読まれるのか(過去作の分析編) - 初瀬明生と小説とKDPと
このしょぼい表紙で売れたのですから、内容紹介はやっぱり大事(安直)。個人的には
タイトル:表紙:内容紹介=3:3:4くらいの割合な気がします。
もちろん他のも大事です。タイトル買いとか表紙買いという概念もありますので。でも、やっぱり内容紹介は大事。
内容紹介は意外と大事だよ! って話で締めたいのですが、ここで注意点が三つ。
1.その内容紹介が読者にとって食いつくものなのか。
2.内容紹介がちゃんと内容に従ったものなのか。
3.読者の期待を裏切らないのか。
「21グラムの残滓」のレビューを見ていただけるとわかるのですが、内容紹介に比べて中身がしょぼい。という感想が目に付きます。
いや、もうこれは反省するしかないです。前にいった3に該当するものですね。
1については成功したのですが、2、3については順に失敗した感じですね。こうなると後が続かない。いいことは何一つないです。一冊しか出さないというならともかく、これから書き続けるなら、なおさら。
というわけで、いくら内容紹介が大事と言っても、読者を裏切ってはいけません。内容紹介を奇抜にしても、ちゃんと内容に沿わないと駄目な事は、自身の経験上身に染みたことです。
これを踏まえて、新作の内容紹介はちゃんと考えないといけない。読者が興味を持つ、インパクトのある書きだし…内容紹介…。
救助のヘリが来たら全力で逃げるおねショタコンビが、孤島でゾンビサバイバルをする小説。
これで読者が興味を惹くのかわかりませんが…まあ今のところはこれでいこうかと思います。そもそもおねショタの定義は何なのか。カップリングとあるから、恋愛関係を想定しているのか、くんずほぐれずを期待して手に取る人もいるのではないか。
ちなみにくんずほぐれずも恋愛関係もありません。ただショタ側が一方的にお姉さんにいじられ、という関係。ショタ側は反発心を覚えつつ、ドギマギしている感じ。
ここを間違えたら「21グラムの乱」がまた起こりそうで怖いです。おねショタと聞いたのに×××のシーンがないじゃないか! とクレームが付けられそう。
果たしてこれをおねショタと呼んでいいのか。そもそもおねショタの定義は何なのか。専門家がいたらぜひ教えてもらいたい。お願いします!
ゾンビものの新作タイトルがまだ決まらない件(AIDMAの法則もなぜか解説)
新作はようやく、次の大きな事件に入るくらいの場所まできました。予定どおり七月中には完成しそうです。
ですが、ここまできてタイトルがまだ決まっていません。一応仮題はあるのですが、めっちゃ悩んでいます。
パンデミックが起こった孤島に二人の男女(おねショタ)がサバイバル生活をしていました。そんなゾンビだらけの島の中に、あらぬ考えを持った人間と集団が集まり一波乱が起こる。果たして彼女らが島に居続ける理由とは。事件の真相は何か。
ゾンビものサバイバルと、バトルロイヤル要素(と言っていいのかわからない)や、ちょっとしたミステリーが入る感じです。
そろそろタイトルや内容紹介、表紙の構図なんかを決めておきたいんですが…なかなか思うようにはいかない。
というのも、今回の作品は本当に読者が引っかかってくれる設定なのかどうなのかがわからないのです。故にタイトルや内容紹介あたりは全く決められずにいます。
AIDMA(アイドマ)の法則というものをご存じだろうか。
簡単に言えば、消費者が購入する行動にはいくつかのプロセスがあるという考え。
「認知段階」、「興味段階」、「行動(購入)段階」の三つが主。
別にここで詳しく説明する気も知識もあまりないのですが、簡単に言えば釣り。タイトルや内容紹介、表紙を含めた餌に消費者が食いつき、離れないように釣り針がちゃんと食い込んで、ようやく釣れる(購入に踏み切る)という感じです。
この法則で考えると、ゾンビものの今作は、ちょっと餌としては弱いかなと弱気になってるんですよね。前作がわかりやすく、知識を貸せる探偵と、割と食いつかせるものだったのも大きい。
ちなみに仮題は「Dead End in アライブ」
デッドエンドは行き止まり。アライブは、孤島の名前が阿頼部島という名前だから。色々意味を含ませつつ、こういうタイトルを仮題としました。デッドエンドのデッドでゾンビを想起させられるかなという安直な発想。
…うーん、タイトルと内容紹介を合わせてもちょっと弱い感じ。もうちょっと食いつきやすいものがいいですよね。ゾンビものに、こういう思惑のある人間のバトルロイヤル的な展開ってどうなのだろうか。ゾンビもの好きな人にはそっぽを向かれるかもしれない。いっその事おねショタ路線を推してエロエロな展開でもやってやろうかと考えましたが、ぐっと我慢。
どうやったら内容紹介、あらすじが面白く見えるかと、ちょっと考えてはいきたいです。まだまだ本文は半分弱くらいしか進んでないですからね。
タイトルと同様、内容紹介に関してはかなり力を入れたいのです。レンタル探偵でわかりました。内容紹介かなり重要。
内容紹介、あらすじの比重についての考察は、七月に入ってからブログに書きましょうかね。これまで得た所感をお話しします。
それでは今日はこのへんで。話に出たレンタル探偵はこちらになっております
(ステマ)
どうしたら本が売れるのか(斬新な設定の危険な罠&影牢的思考)
どうすれば本が読まれるのか(過去作の分析編)
新作無料キャンペーン終了&キャンペーンの是非
無料キャンペーンが昨日終了しました。たくさんのダウンロードありがとうございました。
キャンペーンのダウンロードは3桁超えました。これは成功です。しかし、この流れのままランキンも頑張れと思いつつ、少し考えなければならない出来事がありました。
キャンペーン前に、数冊ダウンロードされたことです。キャンペーン直前にランキングを見ると、まさかの10000ちょっと台。ああ、結構ダウンロードされてる。嬉しいやら悲しいやら。
しかもありがたいことに、発売した当日に感想を挙げていただいた方もいらっしゃいました。これは本当に感謝する反面、その直後に無料キャンペーンをやるのは忍びないなという気持ちが湧いてきました。
そして、そもそもキャンペーンをやらずともいけたのかな…と、思考停止に無料キャンペーンを今までやってきた考えをちょっと振り返ったり。
これ、どうなんですかね? 自分のようなさして知名度もない人間にとって露出は大事です。露出は今のところ、このキャンペーンくらいしか思い至りません。ただ、このまま義務のようにキャンペーンをやり続けるのも間違ってるのかなと。止めたら止めたらでずどんとトータルの売り上げが下がってしまいそうな…そんな心配も頭によぎります。
正直すっぱり止めて売り上げが下がるのは非常に怖い。そもそもお知り合いへの献本的な意味も兼ねてのキャンペーンなので、全くやらないというのも難しい。だから一日だけにしようかとも悩んだり。
そのため、次回作についてはもうちょっとキャンペーンや売り方については考えていきたいと思います。令和の大改革、アラサーからサーになる初瀬明生の大改革です。今までのやり方を、よりよい方向へ変えていきたいと思います。
具体的な方法(別に大したものではない)は、また後日ブログに書きます。次回作の話もまた後日ですね。ブログのネタは割とある。
ああ、それと新作の方よろしくお願いします。今回の出来は自信があります。ぜひぜひお読みください。
新作「レンタル探偵は探偵に向いてない」の無料キャンペーンは2日から!!
「レンタル探偵は探偵に向いてない」の出版が無事完了しました。というわけで予定どおり、明日2日の夕方から無料キャンペーンを始めます。
こちらが新作の表紙となっております。初瀬明生さんに描いていただきました。右下のやつはミスって画像をキャプチャしたまま放置したわけではないですよ。ちゃんと意味はあります。
さて、絵の次はこの新作のあらすじについてお話しします。あらすじは以下のとおり。
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――推理力、貸します――
そんな事務所の看板を、家出中の在澤優美(ありさわ・ゆうみ)は路地裏で見つける。中に入ってみると、夏秋知春(かしゅう・ともはる)という探偵がいた。話を聞いてみると、彼は推理することも動くこともせず、依頼者自身に事件を解かせているという。
看板の文字どおり、夏秋は依頼者に、自分の推理力を貸すことができるのだ。
在澤は半信半疑ながら、推理力をレンタルすることを決意する。彼女の友人の死が、本当に自殺だったかを調査するためだ。しかし異能力を使い、やけに冴える頭を使っての調査は、火事、追跡者、ヤクザの介入、殺人と、波乱の展開を次々と起こしていく。
仕事をしない探偵と、推理力を借りた女子高生が織りなすミステリー。
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このようになります。異能力×探偵のストーリーです。
この能力があることで、誰でも探偵になれます。そこにご自身の得意分野があれば、推理小説のような○○探偵ができあがるでしょう。
映画に詳しいならシネマ探偵、軍事や武器に詳しいならミリオタ探偵、化学に詳しいならケミストリー探偵的な。
簡単に○○探偵を生み出す能力とも言い換えられます。(上記の3つは出てきません)
探偵は推理力を貸すだけで、基本は何もしません。基本的には依頼者が頑張ります。ただ、今回のケースで例外的な動きをせざるを得なくなるのですが……それは、本編を読んでお確かめください。
約三十万字の大長編。辛く長い執筆ではありましたが、面白いものができたと思います。無料キャンペーンを機に、ぜひゴールデンウィークにお読みください。
キャンペーンは、5/2の夕方~5/4の夕方の2日間です。
時間はおそらく4時からでしょうが、多少前後しますのでご注意ください。始まったらSNSで宣伝します。