初瀬明生と小説とKDPと

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新作「未来が殺しにやってくる」の無料キャンペーンは明日から

新作ようやく完成しました。今は正式に販売はされており、午前中にかけてカテゴリーの変更や無料キャンペーンの設定を終えたので宣伝させていただきます。

 

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表紙は自作です。いや、クリスタのAndroid版のおかげで素人でも何とか様になりました。これは感謝せざるを得ない。

 

 

今回のお話は、タイトルの通り、未来の人間が過去に戻って殺しをするお話です。

まずはあらすじから。

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2001年春の惨劇。

両親や嫌な大人を『化け物』と称して遠ざける武田望は、中学最初の春休みに友人の磯村と気晴らしのサッカーをしていた。
そこに2021年の未来からタイムスリップしてきた武田と磯村を名乗る男たちが現れた。最初は疑っていたが、予言や質問で信じるようになる。自分の両親の悩み、未来の話をするごとに二人を信頼するが…他にも知り合いの未来人がやってきたと聞いて話は一変。
未来から来た大人たちは、過去の人間を殺しに来るためにタイムスリップしてきたやつらだった。

未来からやってきたのは誰か。誰が誰を殺したいのか。単なるタイムスリップものから一転、廃集落でのデスゲームが始まる。

大人という『化け物』と対峙する中学生たちの
デスゲーム×ミステリー×タイムトラベル×青春小説

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かなりトリッキーな設定ですが、ミステリー要素もちらほらあります。どのあたりがミステリーかと言いますと、未来から来たやつが誰を殺しに来ているのか、という部分です。現在の延長線上にある未来の殺意や心情を通し、現代の隠れた真実を暴き出す形となる物語です。

誰が誰に恨みを持っているのか。今現在起きている別の事件の真相は何か。それが解き明かされていた時、ある真実が浮かび上がる。

 

こういう敵から逃げ回っていくデスゲーム?系はゾンビのやつ以来ですかね。こういう類いの作品は、都度状況が切迫していますので、それらを表す表現や語彙が足りなくなってきて困る。今回は中編程度の長さでしたので何とかなりましたが。

 

そう。今回一番宣伝して起きたのが文字総数です。

 

なんとその数12万字! 前作の半分以下だよ! やったね!

 

今回は本文を短く、読みやすくを意識しました。

それに加え、特に力を入れたのは登場人物たちの心の変遷です。今回の作品はここがキモ。トリックなんかも一応は用意しておりますが、人の心の動きで事件の全貌が明らかになりますので、こちらもお楽しみいただければなと思います。

 

無料キャンペーンは3/21の夕方から始まります。無料になったのを確認してまた宣伝しますので、よろしくお願いします。