初瀬明生と小説とKDPと

Q.KDPとは? A.Kindle(電子書籍ストア)に自己出版できるサービスの事だよ!

小説の表紙、ロゴだけを依頼しても充分形になる説

自分で小説を書いている人(同人誌、KDPを使った電子書籍個人出版)にとって、表紙は死活問題。
自分で絵を書けない。レイアウト、デザインのセンスがない。かといって表紙を頼むような余裕もない。こんな時にどうすればいいか。

一つ、解決策となり得る方法があります。それは……

 


ロゴデザインだけを依頼してみる

 

 

なんと言っても、ロゴだけなら安いという一言に尽きる。表紙絵は高すぎて無理って人は、表紙を何とか自分で作り、最低限ロゴだけを依頼して形にするのもありです。

 

・風景画や写真を背景にするパターン

・人はシルエットで済ますパターン

・全身像はうまく描けないけど、胸より上のキャラクターをごまかし描くパターン

 

そんな風にできた表紙に、ロゴだけを外注するとあら不思議。なかなかの形になります。

 


こちらは自分が作った表紙にロゴを付けていただいたものです。

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新作「レンタル探偵は探偵に向いてない~逆転する太陽~」が出版されました

ようやく出版までこぎつけました。無事ストアに並んだのを確認したのでブログを描きます。

 

レンタル探偵の第二弾「逆転する太陽」は、前作を読まずとも理解できる短編集となっております。

 

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ロゴデザインはtsen様に依頼させていただきました。つまり外注です。

そして表紙は、私、初瀬明生が描きました。

 

短編集ということで、読みやすさを前作より突き詰めた作りとなっております。下の推理力をレンタルする能力を持つ探偵と、上のカジノ巡りが大好きな女性の話となっております。

 

~内容紹介~

 

――推理力、貸します――

 

そんな宣伝をする探偵事務所があった。
所長である夏秋知春(かしゅう・ともはる)は、助手の斉藤(さいとう)とともに神奈川で探偵業務に勤しんでいた。
その事務所最大の売りは、

 

看板の文字どおり、夏秋が依頼者に、自分の推理力を貸せることだった。

 

そんな事務所に山根宏太(やまね・こうた)という子供がやってきた。
友人の父親が人を殺したのかもしれないと悩んでるので、推理力を貸して解決に導く。
少ない依頼を進めていく中、朝比奈伊織(あさひな・いおり)という大学時代の同期生と出会う。
彼女も同じく依頼をしてきた。その内容は、夏秋と共通の知人が死亡した事件を調査してほしいという依頼だった。


「北風と旅人」「レンタル探偵の日常」「逆転する太陽」
短編三編(実質二編)からなる、不思議な力を持った青年探偵と、カジノ通いが趣味の女性が活躍する短編集。

 

 

変に内容は多く語りません。とにかく推理力を貸すことができるやつが、子供や大学同期生に貸して、依頼人自身が事件と向き合い解決していく物語です。

話の流れとしては、

 

1「北風と旅人」起承転結

2「レンタル探偵の日常」起承転

3「逆転する太陽」承承承転結

 

なぜ2に結がないかといえば、3の前振りのような章だからです。ただそれだけではない。それでは分ける意味はない。ぜひこの2の転部分をお楽しみください。

自分から言えるのはこのくらいです。ぜひご一読ください。

 

 

新年のあいさつ&「夜霧麗子はなぜモテないのか」無料キャンペーンします

新年明けましておめでとうございます(約一週間遅れ)

今年も引き続き執筆と出版を続けていきますので、本年もよろしくお願いします。

 

さてさて。今月末には新作を発表する予定なのですがその前に…

 

「夜霧麗子はなぜモテないのか」の無料キャンペーンを三日間行います

 

急すぎてびっくりしている。自分でもびっくりしている。

なぜやるのかと言えば三つの理由があります。一つは新年のノリ、もう一つは無料キャンペーンの実験。

そして最後に、とある記事を見て触発されたということ。

 

Kindleで自己出版した人の記事で、ラノベカテゴリーで出版してお金をもらえたという内容でした。その方のTwitterを見てみるとランキングの推移をいくつか公表しており、それを見てみると、ラノベカテゴリーでも結構行くんだなと割と夢を見られるんじゃないかと感想を持ちました。

 

Kindleの自己出版においてまだまだ未開の地のきらいがあるラノベカテゴリーですが、それは自分の勉強不足。調べてみると、案外出している人は結構いるのです。ラノベでちょっと勝負はしてみたい意欲がもりもり湧いてきました。

 

しかし、ラノベカテゴリーの読者が何を求めているのか。どういうジャンルが未開拓なのか。という勉強もしておりませんので、とりあえず今回はお試しでこの作品を無料キャンペーンすることにしました。この作品は元々ラノベカテゴリーではありませんでしたので、一応このジャンル初となります。

 

最近の無料キャンペーンについてはちょっと懐疑的な部分があるのです。PCの方のUIが無料ランキングが見にくいので、もしかしたら効果が薄くなってるのではないか。実際ここ最近の無料DL数は落ちているので、そのあたりも含めて検証したい。

 

一回無料にした作品なので実験としては不十分ですが、無料ランキングの推移、その後の有料の売れ行きを見て、今後の判断をしたいと思います。今月末の新作の無料キャンペーンも、これを判断材料とします(決定ではない)。

 

無料キャンペーンは明日『1/7午後5:00~1/10午後4:59』の期間です。

みなさま、この機会にぜひDLをお願いします。

 

夜霧麗子はなぜモテないのか: 王子不在のシンデレラ

夜霧麗子はなぜモテないのか: 王子不在のシンデレラ

  • 作者:初瀬明生
  • 出版社/メーカー: 初瀬明生
  • 発売日: 2018/12/01
  • メディア: Kindle
 

 

新作のタイトルは「レンタル探偵は探偵に向いてない~逆転する太陽~」に決定

十二月最初の投稿です。新作の初稿がようやく完成しました。

計22万字。増える可能性はあり。短編三編でできた小説となっております。前作よりはたぶん読みやすい(自虐)

 

他人に推理力を貸すことができる探偵第二弾。続編ものですが、ここから読んでも大丈夫なようには作っています。

 

今回はミステリー色をある程度抑えています。勘がいい人ならわかるかな? くらいのレベルです。変に時系列に重きを置いたり、やたら複雑なトリックを使うとかはないです。その分レンタルする能力や、それを取り巻く人間関係とかを深掘りした感じです。

 

しかし、驚きの方はある程度自信はあります。トリックじゃなく、展開の方のびっくりですね。これには力を入れています。いいも悪いも、びっくりさせたらこちらの勝ち。これで読み進める意欲がわいてくれれば狙い通りである。

だからこそ、調整は難しくなるでしょうね。つまり、推敲とかに時間はかかるでしょう。ここを失敗したら作品全体が瓦解してしまうので、これからの作業は重要です。

 

というわけで、ちょっとハードルを上げての紹介となりました。これから目を引くような内容紹介とか、表紙とかを用意しなければならないと思うとなかなかきつい。でも、おいら負けないよ。アラサーからサーになって二作目となる作品だ。今後の活動の根幹にもなり得るので、気合いを入れないわけはないのです。新年から忙しくはなりそうです。

 

発売日は来年一月の下旬です。

無料キャンペーンをやるかやらないかは迷ってます。正直もう効果はないんじゃないかなと思っています。知り合いの献本的な意味ではまあいいんですが…これもいつか記事にしたいですね。

初瀬流レアチーズケーキの作り方(仮)

今日はケーキジャム、なんて催しがあるということでレアチーズケーキを作りました。


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我ながらいい出来だ。料理した時間は二十分くらいです。

 

さあお待たせしました。今から材料と手順をお教えします。誰でもすぐにできます。

 

~材料~

・豆腐一丁

かつおぶしパック一袋

・キムチ

 

 

 

 

……

 

 

…………ふふふ

 

 

 

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寂しい男一人暮らしではレアチーズケーキを作るノウハウも道具もあるわけないよ!

 

 

はい。というわけでフェイク料理でした。簡単に言えば豆腐を三角に切ってそれっぽくしただけのものです。

 

より詳しい材料の使い方は以下の画像どおり
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ラズベリーソース部分を見てくださいよ! すっごい赤いんだから! これキムチの色ですからね。本物はもうちょっと鮮やかなさらっとした色です。

 

あともう一つ付け加えると、皿は刺身用のやつなんですよ。たまに村上とか鶴岡に釣りに行く時もあるので持っています。

ケーキを載せるような汎用性のさっぱりない皿など持ってないのです。深皿まみれです。

 

ここから作り方を説明します。

 

1,かつお節を濡らして絞り、三角状に配置する。これで下のザクザクしたやつを再現

2,その上に豆腐をポン。下に沿って豆腐を切る。

3、キムチを一生懸命に絞り、汁を出してかける。

4、豆苗の葉っぱ部分だけを添えて完成です。

 

 

 

さっそく食べてみました。

素晴らしいタンパク質を感じるたんぱくな味。大豆100%のケーキなので当たり前です。

 

うん! 普通に食った方がうまいな!

 

というわけで以上です。思いつきでやりましたが、事前に情報がなければ割とごまかせるんだなと思いました。割とわからない。

 

※クレームは受け付けません。ご了承ください。許してください! 何でもしますから!

KU199円セール登録してみた。あと雑記

Kindleunlimited199円セールが今日までだったので申し込みました。

 

いや、月千円近いものが三カ月で199円で安すぎでしょって昼頃に登録してみました。たとえ読みたいのがマンガ一冊だけだとしても、お得なんだから登録するしかない。

 

で、登録してさっそくサイトを巡ってみました。そこで気づきました。

 

ラインナップが想像してたよりも少ない。そして探しにくい。

(あくまで個人的な感想です)

 

商業の小説はあんまりなかったですね。これを機に普段読んでないものを読むのもありなのですが、想像以上になかった。マンガに関しても。ハードルを上げすぎた。

 

商業→商業→セルパブ→商業……というサイクルで行こうと思ったのですが、どうも狂いそう。まあ探すのも楽しそうですし、三カ月だと年末年始の暇な時期に被るのでちょうどいいのかなと。

なんたって三カ月199円ですよ。雑誌でも実用書でも、目に付いたものを見ればいいのです。小説が思ったより揃ってないなと思っただけで、お値段的にはお得すぎる。

何かKUで読めるオススメの小説を教えてください。

 

 

ここからは雑記。

昨日しれっと一日一万字挑戦なんかと銘打って、一日に何文字書けるか挑戦してみました。達成できなかったら罰ゲームを設けて。

結果で言えば残念無念。時間内で7000文字。その後寝るまで頑張って8000文字まで行きました。

いや、文字数を限界まで延ばして目標に定めるのは駄目ですね。あと何文字書けば……あと何文字書けば……って追い詰められて全く集中ができなかった。

 

自分としては、今日はこのシーンまで書こうって決めて、いつの間にか文字数稼いでいるっていうパターンが多いんです。

何でこんな企画を思いついて実行したのかさっぱりわかりません。いくら暇だからって何であんな事をしたのか…気の迷いというか。

そういえば罰ゲームは一日13000字に挑戦に決定しました。

もう本末転倒だこりゃ。

まあいつかやりましょう。それではまた。

次回作についてとこれからのマーケティング

久しぶりのブログ更新です。

 

次回作はレンタル探偵の続編となります。三編ほどの短編小説で構成されたもので、二〇万字程度の分量を目指したいと思います。

 

続編とはいっても、ここからでも読めるように作っていきます。前作の件は匂わす程度に抑え、ネタバレにはならないように努めます。前よりは取っ掛かりのあるものに仕上がるとは思います。

 

久しぶりの短編小説ですが、だいぶ書きやすいです。ただ三つ違う事件の基礎を作らないといけないのが面倒でした。基礎を増やすよりは、一つのものから派生するものに肉付けしていく方が基本的には楽なんですよね。だから長編を書くことが多いんですよね。今回は久しぶりの短編。読みやすさや取っつきやすさは大事にしたいと思います。変に続編だと触れ込まないのも大事なのかなと思いました。

 

 

「Dead end in アライブ」の方は、売れてないことはないんですが、続編を書くぞってなるほどではありません。こちらは少し寝かせますかね。せめて表紙を頼めて、その後余裕がある程度はあればいいのですが。

 

 

 

思えば色々と作品を書いていきました。前作なんて初めてのゾンビものを書きましたね。これまでだいぶ作品を書き、数撃ちゃ当たる戦法でいきましたが、

 

もうそろそろそういった手法はやめたいと思います

 

無作為に書きまくった結果、自分がどういう作品を書く人間なのか認知されづらいんじゃないかという危惧が、今さらながら芽生え始めました。そろそろある程度統一はしたいと考えています。

そこで足がかりを作るべく、まずは「レンタル探偵」で下地を作ろうと思います。ちょっと集中してレンタル探偵の短編を二作、長編を一作くらいは書く予定でいます。これで利益が出たら大したもの、もし微妙な結果になったらすぐさま方向転換します。

 

ぱっと思いついたマーケティングというか、何というか。数ある弾の中で唯一クリーンヒットしたのがこの探偵ものなんですよね。売れたって明確に言えるのはこれくらいです。なので、そこに集中してエセブランディングみたいな事をしたいのです。

 

まずこの作者はこういう作品を書く人なんだなってとっかかりを作る。

 

自分が今現段階で作れるものって、こういうものしかない。売れた物にさらに乗っかって認知度や作家の中身を知ってもらう。

ですので、これから年末、来年にかけてはこのような手法で行きたいと思います。ファンタジーやらSFには手を出さず、これ一本で行きたいと思います。ゾンビものは様子見で。