新作「或るマンションの殺人」の詳細
一応表紙が完成しました。
表紙は完成しましたが、なんか足りない気がするのでもしかしたら何か付け足すかも。
さて、この小説は2編の短編が収録されています。どちらもミステリーです。今回はそのタイトルと中身の説明を。
・迷宮の地図
時期は夏休み。不幸な事故で母親を失った綾原聡(あやはら・さとし)は、どこにも行かず家に引きこもっていた。そんな折、同じクラスの篠宮心海(しのみや・ここみ)が家に訪ねてきた。宿題を持ってきたと理由をつけてきたが、彼女との面識はほとんどない。
彼女はなぜか男子の部屋に抵抗なく上がり、本のことを聞いたり、挙げ句の果てに事故のことを遠慮なく聞いてきたりする。一見すれば普通の女子高生である彼女は、なんのためにそんなことをするのだろう。
彼女の胸中には、ある目的が秘められていた。
・或るマンションの殺人
住宅街にある五階建てのマンション。先週四階の住人が自殺した。
それを発端とするように、この安普請の建物で次々と事件が起こる。
一階に潜む怪人、二階の救急搬送、そして三階と、まるで何者かの意志が働くように、一階から徐々に事件が起き始める。
四階に住む小原翔平(おはら・しょうへい)は、その連鎖する出来事を気に掛けながら日々を過ごしていた。そしてある日、衝撃的なことに気づき、その真相に迫る。
とりあえず今のところはこんな感じです。
カクヨムが4月7日に終わるので、4月8日あたりに出版できたらと思います。無料キャンペーンもそれに合わせて行いたいと思います。
推敲や表紙が納得いかなかったら前後するかもしれませんが、最低でも今週には出したいと思います。