「セルパブ作家 初瀬明生が死んだ夜」発売直前情報 ファイナル「蝙蝠のはね」
発売直前小出し情報ファイナルです。
今回は作中作の第二編「蝙蝠のはね」について。
今回のお話は王木さんの企画「ティアドロップ」にて発表したコウモリの話を再構成して物語にしたものです。あらすじとしては、一人の男の子が羽に傷を負ったコウモリを少しの間飼っていたという話。何を隠そうこの男の子というのは、私のことです。
はい鳥獣保護法違反
時効なので許してください。本当に当時は知らなかったし、怪我してる動物の保護だったので・・・。
このコウモリはかなりの傷を負っていました。左羽はほとんど機能していないほど欠損していました。風で壊れた傘を想像すればわかりやすいです。傘部分がめくれ、骨が剥き出しになっている感じ。
このお話は、僕の実話です。コウモリの他にもこんなペットを飼ってたんだみたいな話がありますが、ほぼ実話です。9割が事実、一割が虚構です。
虚構というのは、家族構成や地形ですね。あとは話に繋がるように主人公の心情とかも変わっています。
このお話はほぼ自分の過去話なので至って平和です。ただ、前の作品があんな作品なので、何かはあります。
「セルパブ作家 初瀬明生が死んだ夜」発売直前情報 その三「軋む家」 - 初瀬明生の創作部屋~Making Story~
まあここから「剥落」というちょっと物騒な響きのタイトルに繋がるわけですが、まあそれはお楽しみということで。
「剥落」の中身についてはあまり触れたくはないので、今回紹介することはありません。これは発売を待っていただいて。
さて、この新作の発売は明日の夜、または木曜日の朝に決定しました!
そして木曜日金曜日の午後5時に無料キャンペーンを一日だけ行う予定です。これを逃したらもうKUでしかタダでダウンロードする機会はないです。
従来よく書いていた推理小説ではありませんが、どうぞよろしくお願いします。
「セルパブ作家 初瀬明生が死んだ夜」発売直前情報 その三「軋む家」
発売直前小出し情報第三弾です。
今回は作中作の第一編となる「軋む家」の内容紹介に入りたいと思います。
「軋む家」 ――ある男が聞いた話
あらすじにもあるように、これは誰かから話を聞くという体で話が進んでいきます。誰かの会話から始まり、本編は第三人称で進んでいく。
とある県で、一家惨殺事件が起きます。犯人はこの家に住む畑中永一(はたなか・えいいち)。兄夫婦と母親を殺しました。
一家惨殺事件というだけでもセンセーショナルな事件ですが、もう一つ、世間の耳目を集めた特殊な事情があります。
彼がどうしてそんな狂気に陥ったのか、それまでの間に一体何が起きたのか。そして世間の耳目を集めたそれが何かは読んでみてからのお楽しみです。
短いですが、今日はこのへんで。
次回は「蝙蝠のはね」
「セルパブ作家 初瀬明生が死んだ夜」発売直前情報 その二「前書き」
昨日に引き続き、第二弾です。
第一弾はこちらから
「セルパブ作家 初瀬明生が死んだ夜」発売直前情報 その一「あらすじと表紙」 - 初瀬明生の創作部屋~Making Story~
今日は、前記事でも触れられた小説の中の「前書き」を掲載したいと思います。本当の前書きではなく、前書きの体を装った小説の一部分です。
以下原文ママ。
前書き
続きを読む「セルパブ作家 初瀬明生が死んだ夜」発売直前情報 その一「あらすじと表紙」
新作販売まであと一週間ほど(予定)
それを見越し、これから徐々に新作の情報を小出ししていこうかと思います。中身の説明とか。
あらすじ
電子書籍ストアを通し、自分が書いた本を出版、いわゆる自己出版(セルフパブリッシング)をしていた初瀬明生(はせ・あきお)という男が強盗に殺された。
彼は死に際に小説を書いていたらしく、ほぼ完成されていた小説が現場のパソコンにあった。
小説は三編構成。
「軋む家」――ある男が聞いた話
「蝙蝠のはね」――ある男がまだ無垢だった頃の話
「剥落」――ある男が破滅へと向かう話
この三つである。
事件を捜査していた山辺という刑事は、この小説を読んでみることにした。
彼がその小説に興味を持った原因は、奇妙な前書きにあった。
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「ヴィランズ: 悪役たちの物語」 読み放題対象に復活しました
今日までお盆休みでした。そして帰ってブログを確認したところ、前記事のコメントにて、ヴィランズが読み放題(KU)に対応されてないというご指摘を受けました。
さっそく確認しましたところ、休み前に登録したはずのKDPセレクトがなぜか解除されていました。原因のところは今のところわかっていません。他ストアの販売停止の確認漏れもなかったはずですが、よくわかりません。もしかしたらカクヨムに置いてある作品の冒頭が全く一緒だからそれで引っ掛かったかもなんて思いましたが、さすがにそれはないかと。
というわけで新たに再登録しました。先ほど確認したところ、ちゃんとKUの対象になったみたいです。
もう一回解除されたら問い合わせてみます。これからもヴィランズのストアを要注視していきたいと思います。
というわけで再度宣伝。
ヴィランズ:悪役たちの物語が読み放題の対象となりました。
ニーアという小説家の脳内世界には、彼女の小説を演じ、間違いや矛盾を指摘してくれるキャラクターたちが住んでいる。今回のお話は、ある大きな出来事に巻き込まれる悪役たちの物語。
異色のファンタジー型ミステリーはいかが?
お盆中の方も、もう終わっちゃったよという方も、ぜひこの機会に読んでみてください。
新作の表紙の下地が完成
とりあえず文字は入れていないけど完成。
このモデルは誰かって?
私だよ!
自分でモデルすれば出演料とかも著作権も気にしなくていいのです。というわけで、表紙は初瀬明生が死んでいる図です。
さすがにこれだけでは地味かなと思います。血を少し付けてみるとかしてみますが、なんか気にくわないなとなれば、このままで行くかも。
さて、推敲の方は順調に進んでおります。下読みの方も見つかりましたので、このまま行けば八月の下旬頃には出版をしたいと思っております。八月五日にすぐ登録した人のKUの無料期間に合わせたい……合わせたい。
無料キャンペーンは一日ほどを予定。その後は250円の販売です。
下読みの方は見つかったのですが、まだまだ募集中です。もしかしたら誰かに頼むかもしれない。頼まないかもしれない。というわけで、新作はお楽しみに! さらに新作の方の構図も出来上がっているので、KUの件も含めて早く出版したいです。
さて、ここで話を変えましょう。
このセルフパブリッシングがすごい! が販売されました。そしてそれがプライスマッチという手法を使い、なんと無料となりました!
作者はモチベ向上にもなりますし、読者は言わずもがなよさげな作品を探すのにうってつけ。こんな質のいい本は他にありませんよ。
四の五の言わず早くダウンロードするんだ!
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