「セルパブ作家 初瀬明生が死んだ夜」発売直前情報 その三「軋む家」
発売直前小出し情報第三弾です。
今回は作中作の第一編となる「軋む家」の内容紹介に入りたいと思います。
「軋む家」 ――ある男が聞いた話
あらすじにもあるように、これは誰かから話を聞くという体で話が進んでいきます。誰かの会話から始まり、本編は第三人称で進んでいく。
とある県で、一家惨殺事件が起きます。犯人はこの家に住む畑中永一(はたなか・えいいち)。兄夫婦と母親を殺しました。
一家惨殺事件というだけでもセンセーショナルな事件ですが、もう一つ、世間の耳目を集めた特殊な事情があります。
彼がどうしてそんな狂気に陥ったのか、それまでの間に一体何が起きたのか。そして世間の耳目を集めたそれが何かは読んでみてからのお楽しみです。
短いですが、今日はこのへんで。
次回は「蝙蝠のはね」