初瀬明生と小説とKDPと

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次回作は「レンタル探偵」に決定

「知識、お貸しします」

 

とある探偵事務所の決まり文句だが、本当の意味で知識を依頼者に貸すことができる探偵の物語。

自分の推理力、知識を余すこと無く依頼者の頭に入れ、彼ら自身に事件を解かせ報酬を得る。報酬は成功報酬のみ、レンタルした知識をそのまま返してくれればいいから、秘匿性もバツグンときた。

こんな商売であるため、警察に頼れない、内々で解決したい事件を受け持つことが多かった。しかしそんな探偵事務所に、裸足の女子高生が訪ねてきた。

 

 

 

 

 

はい、簡単なあらすじです。プロットはまだまだ完成には遠いですが、形はできつつあります。タイトルはもうちょっと練りたい。

 

なぜ今回この物語にしようと思ったのかといえば、マーケティングを分析した結果です。

 

1.現代 

2.主人公が異能を持っている 

3.メインキャラクターの歳が若い

 

すこぶる拙いマーケティング分析でした。ズブの素人が考えたものです(さすがにもうちょっと真面目にやりましたが)

マーケティングに関しては昨日一昨日にコツを教えてもらったばかりなので、まだ会得するにも早すぎるし、ちゃんと分析するにも自信はありません。

ただ、考えるきっかけにはなりました。今まで好き勝手書いてきたツケとまでは言いませんが、これを売れ線方面に落とし込めるのかと可能性を探ることもしました。するというだけでも充分プラスです。

 

また、マーケティングを考えるに至り、小説の主人公が行うマーケティングにも注視するようになりました。

主人公が仕事をしているのは探偵事務所。これは商売であり、当然マーケティングも発生します。

 

推理小説に出てくる探偵は、事務所を構えて、基本は一般人まで受け付けているものが多いです。しかし東野圭吾の『探偵倶楽部』はVIPを対象にした会員制の調査機関。この二つだけでも全くターゲットが違うことがわかります。

 

これを踏まえて考えると、この主人公。知識や推理力を貸して生計を立てる主人公。果たしてどういう顧客を対象にするのかな、というのをもう少し深く考えます。

警察には頼めない、もしくは表沙汰にしたくない事件を内々に解決したい人。そこから高額な成功報酬をもらう、というもの。広告や看板には、そういうものを暗に盛り込んで宣伝します。

しかしそこに、こういう世界とは縁が無い女子高生が訪ねてきて話が始まります。

 

 

・・・なんか話の組み立て方がスムーズに行けそうな気がしました。こんなもの当然だろうとは思われますが、改めて考えると、また違った発見や掘り下げが出来やすくなったような気がします。

 

 

マーケティングに目を向けてみたら、思わぬ発見があったというブログでした。これから知識をつけるに至り、あらすじや設定が若干変わるかもしれません。