次の新作について
久しぶりのブログ更新。
次の新作は来年になります。内容としては、今年出した「BGM」のような感じの現代ミステリーです。
山形県全土を舞台にした群像劇がコンセプト。とある変わった趣味をもった主人公と、兄を探すヒロインと、県外からやってきた五人の男女の話。日時の設定やキャラの動かしは面倒ですが、何とか頑張ります。
↑舞台の一つとなる山形市内。撮影場所がわかる人はいるだろうか。さすがに県外の人でわかる人はいないような気がする。
出てくるキャラのあくが強いですが、それを何とか調理しないと行けないなというのが今回のポイント。うまくかみ合うかは自分次第ですね。
今年いろいろ出してみたものの、ちょっと反省する部分はありました。うまくかみ合うように構成は練ったつもりではいたのですが、やはり読者視点に立ってなかったというのが今年最大の反省点。何よりこの展開は読者が本当に望んでいる展開なのか、面白いと思ってくれる展開なのか、という部分が欠如していたように思います。やっているつもりだったんですが、つもりではダメなんだということにようやく気づきました。
販売予定を来年にしたのも、ちゃんと書き上げたり読書時間を確保するためでもあります。別に今まで手を抜いたわけではありませんが、充電期間ということで。もう四年目、来年で五年目なんでね。プライベートの折り合いや進退も含めてそろそろ覚悟はしておかないと。
新作のタイトルは「クロージャーワールド~山形県と仙山線しかない世界~」(仮題)です。
雪が降る寒い今夜も頑張って書きます。