次の新作について
久しぶりのブログ更新。
次の新作は来年になります。内容としては、今年出した「BGM」のような感じの現代ミステリーです。
山形県全土を舞台にした群像劇がコンセプト。とある変わった趣味をもった主人公と、兄を探すヒロインと、県外からやってきた五人の男女の話。日時の設定やキャラの動かしは面倒ですが、何とか頑張ります。
↑舞台の一つとなる山形市内。撮影場所がわかる人はいるだろうか。さすがに県外の人でわかる人はいないような気がする。
出てくるキャラのあくが強いですが、それを何とか調理しないと行けないなというのが今回のポイント。うまくかみ合うかは自分次第ですね。
今年いろいろ出してみたものの、ちょっと反省する部分はありました。うまくかみ合うように構成は練ったつもりではいたのですが、やはり読者視点に立ってなかったというのが今年最大の反省点。何よりこの展開は読者が本当に望んでいる展開なのか、面白いと思ってくれる展開なのか、という部分が欠如していたように思います。やっているつもりだったんですが、つもりではダメなんだということにようやく気づきました。
販売予定を来年にしたのも、ちゃんと書き上げたり読書時間を確保するためでもあります。別に今まで手を抜いたわけではありませんが、充電期間ということで。もう四年目、来年で五年目なんでね。プライベートの折り合いや進退も含めてそろそろ覚悟はしておかないと。
新作のタイトルは「クロージャーワールド~山形県と仙山線しかない世界~」(仮題)です。
雪が降る寒い今夜も頑張って書きます。
新作「我楽多のセレナーデ」出版、無料キャンペーンの告知
十月末に新作出版という締め切りは守られました。表紙もぎりぎりまで粘り、上のようにできました。どのような意味があるかは本文をお楽しみに(血の跡っぽいのはイメージです)。
今回の作品はヴィランズシリーズ第三弾です。弓月新亜(ゆづき・にいあ)という小説家が、自身の小説をブラッシュアップするために利用する別世界、クレアシオンの話。
そこには小説の登場人物を演じてくれる役者たちが普通に住んでいる。その中の一人、アイリスが後輩が本をある場所に置いてきてしまったと聞く。そこは打ち捨てられた舞台。惨劇の城だった。本は無事回収するが……というお話。
地下牢にいる謎の少女。死体だらけの城内。無造作に掛けられた絵の数々。寂しい通路を歩くメイド。
前作、前々作とは違い、一切アシストのないダンジョン探索。未知のエリアの探索です。ほんのりTRPGっぽい感じではあります。あくまで感じです。
このように今回はエンタメの方に振り切った形です。一応謎解きはありますが、ミステリー要素はそれほどありません。カテゴリーにはありますが。
さて、今回も無料キャンペーンを行います。今回の作品が初のヴィランズシリーズという方、
大歓迎でございます。
初めてでも一切大丈夫なように作りました。前作を読まないと話がわからない、ということは全くございません。わからないのは裏設定や細かい経緯程度ぐらいです。そこは知らなくても支障はありません。
無料キャンペーン明日10/29午後5時あたりからスタートします。ぜひダウンロードしてください。
「ヴィランズ~悪役たちの物語~」修正しました。
新作販売に伴い、前々作を修正&読みやすくしようということで、二週間ほど前から見直していました。
主な修正点は、主語や代名詞、説明を削りできるだけ見やすくすること。そして新作の設定に合わせた見直しです。
変更点は以下の通り、
・ニーアが世界の名称は「クレアシオン」。この中に「アトラスペース」、「ヴィランズタウン」、「ジャスティスタウン」がある。
・ドレスを設定すれば、基本は怪我をしないという説明を追加。それに加え、『贖罪の雨』の世界に行く際は、自分自身と全く同じ姿のドレスが機能しているという文を追加しました。
・ワープゾーンの形状を明確にしました。
未読者の方には何を言ってるのかわからないとは思いますが、既読者の方は何となくわかるかと思います。特に二つ目は大事です。これは新作のあとがきにも念のため乗せます。
さて、なぜ今修正をしたかといえば、冒頭で話したとおり新作を近々出すからです。新作が発売は、今週末あたりを予定しています。今週の金曜、もしくは前倒しして木曜あたりにやるかもしれません。そして出した直後に無料キャンペーンを行うので、有料で買わないよう注意してください。
中身や表紙については、また後日に発表します。絵が本当にきつかった・・・。
ヴィランズの修正について
ヴィランズに久々にレビューがつきました。内容については評価をいただけたのですが、目次がなくて振り返るのが大変という指摘がありましたのでさっそく直しています。対象は一作目と二作目です。今日中に目次を付けて再出版します。明日か明後日には修正版が出るでしょう。
今回はただ目次を付けるのだけなのですが、大幅な修正、設定の見直しなどは、今の新作の作業が一段落してから取りかかりたいと思います。予定は新作発売前です。
さて、新作の話なのですが、今回のお話はちょっとTRPGあたりが強めの話。と言ってもまるっきりではなく、あくまでそれっぽいだけ。TPRGを本当にやっている人から見れば全然違うものです。
TRPGというのはやったことはありませんが、結構前にニコニコ動画でやたらクトゥルフのリプレイ動画が流行っている時期があって、それが好きで見ていました。だから何だという話ですが、描写を事細かに、おどろおどろしく書く文章力は割と参考になる。
参考になると言えば、フリーゲームで「Ruina」というゲームがあるのですが、あれが面白い。テキスト形式で進むものなので、かなり特徴的なもの。
ここらへんが活かせればいいのですが、果たしてどうなるやら。やっぱり見直すと雑だったり、設定がしっかり練り込まれていなかったり嫌になります。
新作の発売日は十月末を目指しております。それまでお待ちください。
無料キャンペーン終了&次回作予告
本日午後5時を持ちまして、「21グラムの残滓」の無料キャンペーンは終了しました。
たくさんのリツイート、DLありがとうございました。ちょっと宣伝多かったかもしれませんが、何度もリツイートしてくださった方には重ねてお礼申し上げます。
KENPの伸びも上々。やっぱり新作を定期的に出すのは大事。
さて、次回作の話に移りますが、前にも言ったようにヴィランズの続編を書こうかと思います。
書こうかな、というか、この作品は前に投稿サイトに投稿したやつなので、それをがっつりと手直しをするだけで何とかいけそうではあります。10月くらいには出せればなとは思います。
文章は間に合わないことはないのですが、問題は表紙絵です。こっちが大きな障害となっております。もし絵の目処が立たなかったら、すっぱりと諦めて次々回作を作ろうと思います。
この次々回作、順調にいけば来年、絵の目処が立たなかったら10月に販売予定のこれ。内容はとびっきり変なやつにしてやろうかと思います。エンタメ系にはしたいのですが、ミステリー要素はあるにしてもちょっと含ませる程度のものを作りたい。
ちょっとたまには挑戦してみたい。ただ、去年の夏に発売した「あれ」みたいなだだ滑りにならないか心配です。素の文章力がありませんので、やっぱりアイデアとか展開で引き込まないと読める物はできないと思います。もうちょっと構成は勉強したい。今回の「21グラムの残滓」は、構成を少し勉強してプロットを組んで展開を気をつけたつもりですが、まだまだ足りない。
次々回の内容はこれから小出しにしていきたいです。ちょっと小出しにするなら、山形を舞台にしたやつですね。「マリアビートル」的な群像劇にしたい。
今日はこの辺で失礼します。最後に、定価に戻りましたが、KUでは無料で読めるのでよかったらどうぞ。
KU無料お試し登録↓
新作「21グラムの残滓」発売しました。
今日の朝あたりに無事発売と相成りました。
今発売されている表紙とは色合いが違いますが、今日中には反映されると思います。
標式が妙に長いとか細かい事は言いっこなし! レイアウトの都合上仕方なかったのです。黒いもやもやが何なのかは本編を見ればわかります。
あらすじ
交通事故、車にあった謎の死体。ある事が切っ掛けで出会った異能力を持った二人が、この不可思議な難事件に挑む。
一人はある物が見える高校生、進藤健(しんどう・たける)
もう一人は私立探偵、宝来蓮司朗(ほうらい・れんじろう)
探偵は能力を駆使し、依頼者の疑いを晴らすため腐心する。金のため、何より依頼者のために警察よりも早く真犯人を見つけなければならなかった。その先にある真実とは・・・。
事件解決に一役買う彼の能力。あえてそれを婉曲に説明するなら
「相手が嘘を吐くときだけ、ドルリー・レーンになる能力」である。
二人の探偵役の話です。男女とかではなく、男同士の相棒です。男臭いですが、女性も一応出てきます。
ただの二人でないのはあらすじを見ればわかるかと思います。こういう現代での能力ものを書くのは初めてですが、何とか書き上げました。
無料キャンペーンは今回もやります。明日の9月1日から3日午後5時の2日間です。
10万字ちょっとくらいの分量です。1、2時間くらいで読めます。ぜひこの機会のダウンロードを!
9月3日午後5時まで。それ以降は250円に戻ります。
新作「21グラムの残滓」八月末に発売します
お盆も終わり、いよいよ夏の終わりが近づいてきました。その境目には、新作が発売できそうです。探偵と高校生のコンビで事件を解決していきます。
今回のお話は、幽霊が肝です。21グラムから連想した人もいるのではないでしょうか。幽霊のお話が絡むミステリーというのは、現代では珍しくも何ともありません。
ただこの作品、他の同じ趣旨のものと一線を画すのは、幽霊が見えるという能力がほとんど出てこないということ。ただのきっかけで後はほぼ出てきません。
しかも一人称視点が探偵という設定。探偵からは全く幽霊が見えないので、完全に幽霊というものが添え物となっております。
探偵である宝来蓮司朗(ほうらいれんじろう)は、バイトで知り合った高校生と帰り道を歩いていた。
そこである事故を目撃する。一見するとただの衝突事故であるが、高校生がトランクから出てきた幽霊を発見する。実際にトランクから死体が出てきて、そこから縁あってこの事件を捜査することになる。
トランクの死体に覚えのない運転手、それを睨む幽霊、そこから導き出される答えとは。
ここまで見ると高校生の方が主役に見えますが、前述したように探偵が主役です。
さらに今回の事件で活躍するのは、探偵の方の能力。これが事件を解いていく鍵となります。
「相手が嘘を吐いた時だけ、ドルリー・レーンになる能力」
本作にある文を引用。あまりこの能力を詳しく説明しないです。かなり重要になってきます。それは発売してからのお楽しみ。
ただ伏せておくとあらすじでどういう話なのかわかりにくいんですよね・・・。あらすじはぎりぎりまで考えておきたいです。
今回はここまでです。もうちょっとマシなあらすじや表紙絵は発売直前になってからということで。それでは。