山形県と仙山線しかない世界より⑥ ~表紙作成と原稿見直しと~
表紙作成中。
人は線を整える、服のしわを入れる、表情を入れる、手を入れるくらいで完成です。変に精巧な人のイラストを描くつもりはありません。
ここにあとはフォント、なにか背景にアクセントも付けたいところですが、一番悩むのは配色ですね。フォントの種類、レイアウトなんかも素人なので心配なところはある。
そこで図書館から色々借りてきました。
・いちばん面白いデザインの教科書
・魅せる日本語のレイアウト
・配色共感マップ
めぼしいものはこれくらいかなと。
いやあ読むと気づかされることがあります。今までなにも考えず表紙を作っていたんだなって。
グラフィックデザインの配色は、調和からくる安心感と対比からくる緊張感のバランスを考えなければならない。
ただネットで情報を集めるだけで知るのは無理だったと思います。なんかふわっとしたイメージがしっかり言葉にされた感じ。これは大事。
例を挙げていろんな表紙や配色が紹介されてるのもいいですね。全てにおいて言われているのはバランスでした。それを崩すのもまた一興なのですが、基本はバランス。決まった法則があり、きちんと学問が成り立つ理由がわかります。いや、本当に今まで何をしていたんだという話。
もちろん短い時間で全てを吸収するのは無理ですが、なんとか表紙を形にしたいです。
これを機に過去作の表紙を考えるのもいいかもしれません。まずは「止まない霧」ですね。ちょっと表紙が残念ですし、最近ちまちまとダウンロードされているので直さないとなと常々思っておりました。これを直すのは、新作を出版してからです。
新作は二月末に出します。よほどのミスでも見つからなければその時に出します。ぜひ楽しみにしてください!