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『このセルパブがすごい! 2018年版』を読んでの感想。

先日発売されました 『このセルパブがすごい! 2018年版』を読みました。

 

このセルフパブリッシングがすごい! 2018年版

このセルフパブリッシングがすごい! 2018年版

  • 作者: 『このセルフパブリッシングがすごい!』編集部
  • 出版社/メーカー: 『このセルフパブリッシングがすごい!』編集部
  • 発売日: 2018/01/29
  • メディア: Kindle
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いや、まず一言目に申し上げたいのが藤崎さんパねえということ。インタビューの熱量が半端ないのだ。読んでみればわかりますが、完全にランキング作を読み込んでいる。質問の仕方とか、完全に内容を理解してなければできないものばかり。もう最高のインタビュアーではないですか。

 

自分もこの企画には参加しており、少しでも盛り上がればいいなと微力ながら投票とコラムを送りました。そこあたりに書き切れなかったことを今日は書いていきたいと思います。

 

2017年は特に三人の台頭が印象的でした。

 

まずはランキング1位 『カドルステイト物語』の守下尚輝さん

ランキング4位 『桜七』の小野寺秀樹さん

ランキング13位 『オカルトトリック』の八槻翔さん

 

もうこの三人の名前は去年一気に広まりましたね。売り上げがお三方ともとんでもないことになっているから、知っている人もかなり多いでしょう。

このお三方を見ていると、読者って普通に多いんだなという単純な感想が持てます。やはり内容と表紙のクオリティ、ないしプロモーションが成功すればここまで行くという証明はされました。その希望と、ここまで行けるわけないわいやべえや、という危機感の混在した何とも言えない2017年。

 

個人的には、八槻さんの天空城殺人事件は入って欲しかった思いがある。作者一作品までと勝手に決めていたので、今回は上の作品のみに投票したのですが、ランキングに入ってはいいんじゃないかなと。売り上げ=ランキングになんて絶対になってほしくないのですが、読み専や読者の方がもっと投票してくだされば、ランキングには入ったんじゃないかなと。もう一度言いますが、売り上げ=ランキングになれなんて願望はありません。

 

 

 

なんやかんやと言ってきましたが、最後に一言だけ申し上げたい。

 

 

このセルパブがすごいで読みたい本に出会ったことです。

 

 

これだけは声を大にして言いたい。

 

何の作品かといえば、それは水瀬はるきさんの『銀幕の声』です。

 

推しパブの熱意が伝わりました。というか、ジャンルがおそらく似ているためこれは読まねばという気がもりもり湧いてきました。去年目に触れなかったのが不思議なくらいでした。これはもう新作が一段落ついたらすぐに読みます。

 

 

銀幕の声(上) (陽水樹文庫)

銀幕の声(上) (陽水樹文庫)

 
銀幕の声(下) (陽水樹文庫)

銀幕の声(下) (陽水樹文庫)

 
銀幕の声(中) (陽水樹文庫)

銀幕の声(中) (陽水樹文庫)

 

 

 

 

最後には色々と藤崎さんの思うところも聞けましたね・・・。投票については思うところもあるのですが、大したものでもないしまた何行も割いてしまうしここらへんでお開きにしましょう。

 

 

みなさんもぜひ、この本を読んでみてください。願わくば、惹かれる本にみなさまが出会うことを。