過去作「エチュード」について
昨日は久々にエチュードの感想をいただきました。
いやあもう久々で嬉しかったです。もう嬉しくて嬉しくて
マナの樹生えました。
今までも何度か感想をいただいたことがありますが、この作品に関してはかなり差異が見られます。
この小説は二編の短編小説なのですが、前編が第一人称で後編は第三人称とテイストが異なります。
いただいた感想の中にはどっちもよかったと言う人もいますが、こっちはよかった、こっちはもっとこうすればいいのにという感想の方が多かったのです。
しかもどれも腑に落ちる感想なのです。
どれを重要視して本を読んでいるのかは、人それぞれだと改めて実感しました。たとえばキャラの人間味に欠けても、ストーリーさえよければ別にいいと言う人もいれば荘でない人もいる。文体を重視する人もいれば、ミステリー部分がよければいいという人。その逆も然りです。
感想をもらうほど、多角的に作品を振り返ることができると感じました。
逆に言えば、一つの意見や感想に左右されすぎないのも重要なのかなと思います。これはちょっと陥りやすいんですよね。感想に飢えていたときとかは、自分もそういうことがありました。
さまざまな意見を取り入れて、初めて批評と呼べるものが出来上がるものだと思います。