初瀬明生と小説とKDPと

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自作品のジャンルは一つに絞るべきか否か

基本僕はミステリーを中心に書いており、その過程でホラーだったり純文学っぽいものを書いて出版していたりしました。

 
 
ただ、こんなにぶれぶれでいいのかなと思います。そろそろジャンルは絞れとアドバイスされたこともあります。
 
 
 
僕がこんなにジャンルいろいろ出しているのは、普通にいろんなものを書きたいという単純な理由です。
 
ラノベやエンタメが売れるなんて聞きますが、思いついたものを書きたいなあと。
ラノベを書いているのはその一環。別に売り上げはそこまで期待はしてないです。
 
 
ただそろそろジャンルを絞ったほうがいいのかなあと思います。なんかミステリーを書く人とはある程度は認知されたようで(あくまで一部の方からですが)それを崩しまくるのもどうなのかなあと考えます。
 
 
売り上げを考えるか。やりたいことをやるのか。そこはちょっと悩む。
 
 
 
 
 
ここでちょっと話を変える。
 
 
本屋に行ってみたところ、ラノベの表紙みたいなミステリーが異様に増えてきた。僕はそういうのも読みますが、そればっかりになると嫌だという。だけど利益優先のため、そっちにいっちゃう。なろうも異世界ものばかりになってしまった。それだけってのが問題。
 
道尾秀介のホラーが好きだったのに、最近全く書いてない。感動ものも好きだけど、ホラーもそろそろ読みたい。ホラーの売り上げが芳しくないのだろうか…。
 
 
 
出版社が決めているのかわかりませんが、商業は一回売れ筋が見えるとそっちに行っちゃいますよね。「向日葵の咲かない夏」が売れたときは陰鬱な小説が流行ったし、ビブリアが売れたら今の潮流になったし。
 
正直言えばインディーズはそういう流れにはなってほしくはない。いろんなジャンルがあればいいと思います。僕個人はなんでもないインディーズの作家ですが、そんな風に考えています。
 
 
 
ここで前の話に戻り、ジャンルを絞るかどうかの話ですが、
 
 
これは好きにやったらいいと思います。
 
 
直前の話に矛盾するかもですが、僕はそうは思う。
 
 
 
 
というのも、好きに出版できるのが自己出版ですからね。いろんなジャンルを出して売れ線を見つけてそこを突き進むのもよし。これだと思うものを掘り進むもよしです。
 
 
僕自身としては、ある程度堅いものを出版し、挑戦したものをちょくちょく出版するという方針をとっています。ホラーが全く売れないのですが、どっかの短編に潜ませるかという感じにしています。
 
 
 
僕の方法がいいとは限りません。基本自己出版は自由ですので、好きなものをやればいいと思います。
 
 
ただ、願わくは、せっかく自由な市場なのに一つのジャンルに偏らないことを。