「ヴィランズ~悪役たちの物語~」の感想をいただきました。
昨日の深夜TLを見ていたら、ヴィランズの感想をツイートしてくれた方がいてびっくりしました。
藤崎ほつまさんがヴィランズの感想をツイートしていただきました。許可をいただいたので、ここでそのツイートを載せます。
何かえらい久しぶりに今夜の感想文。
ヴィランズ: 悪役たちの物語 初瀬明生 http://t.co/nloLxv9RQ0
— 藤崎ほつま@キミコロ無料配信中! (@Hozma_Fujisaki) 2015, 10月 17
@Hozma_Fujisaki 創作世界を舞台にしたミステリ。それぞれのキャラが役者のような立ち位置で、作者(ニーアという天才少女小説家)の頭の中で展開する世界観。って、これ説明するの難しいなw 結構特殊な、ちょいメタな視点で語られるファンタジー世界?と考えれば大丈夫かな?
— 藤崎ほつま@キミコロ無料配信中! (@Hozma_Fujisaki) 2015, 10月 17
@Hozma_Fujisaki 雰囲気としては、作中でも言及されるテーブルトークRPGみたいな感じ。キャラが、作中作キャラを演じつつ、地のキャラも持っている。時折、メタなツッコミを入れたり。結構、複雑な作りをしています。キャラ数も多いし。こんな面倒なネタ、良く書く気になったなぁ。
— 藤崎ほつま@キミコロ無料配信中! (@Hozma_Fujisaki) 2015, 10月 17
@Hozma_Fujisaki それで作中作はファンタジー世界なのですが、ここで密室からの死体消失事件が起こります。ファンタジーならではの設定を駆使した本格ミステリになっているのが上手い。独特のルールを事前に開示した上で、フェアにトリックを作ってます。うん、犯人当て、外れましたw
— 藤崎ほつま@キミコロ無料配信中! (@Hozma_Fujisaki) 2015, 10月 17
@Hozma_Fujisaki しかもその上で、作中作であることを逆手に取ったどんでん返しも用意してあって、本当に驚きました。なるほどな~って。設定がまず特殊なので、ちょっと予想が付かないトリックに不意打ちされたというか。完全に騙されましたw 悔しいけど楽しいミステリの醍醐味。
— 藤崎ほつま@キミコロ無料配信中! (@Hozma_Fujisaki) 2015, 10月 17
@Hozma_Fujisaki キャラが可愛くて。初瀬明生さんの文章の、ちょっと朴訥な優しい雰囲気がそのままキャラに定着している感じ。生真面目だけどガサツな「魔女」さんがメインの視点人物で、彼女に好感を持ちました。他のキャラも「いい人」が滲み出ていて、全体的にほんわかしています。
— 藤崎ほつま@キミコロ無料配信中! (@Hozma_Fujisaki) 2015, 10月 17
@Hozma_Fujisaki 全体的に楽しめたのですが、幾つか問題点を上げると、全編が長いことかな。フェア精神に則った書き手だからか、ちょい説明がくどく感じたり。もっと端折ることは出来たと思います。あと、ラノベ調に推し進めて、キャラがもっと派手は掛け合いをしても良かったかも。
— 藤崎ほつま@キミコロ無料配信中! (@Hozma_Fujisaki) 2015, 10月 17
@Hozma_Fujisaki それと、ちょいネタバレになるかもなので、ここでは書けないこともw 最後まで読み終えてみると些細なことなのですが、中々読み進めるのに時間がかかりました。全てが創作の世界の話なので、全体的に緊張感がなくまったりしているため、読む方もまったりしてしまうw
— 藤崎ほつま@キミコロ無料配信中! (@Hozma_Fujisaki) 2015, 10月 17
@Hozma_Fujisaki とはいえ、クライマックスの辺りは、一気に読み進めることが出来ました。よ読み終われば、うん、楽しかった。とにかくアイデアに脱帽です。良い小説でした。
というわけで、感想文終わり。
— 藤崎ほつま@キミコロ無料配信中! (@Hozma_Fujisaki) 2015, 10月 17
下手な自分の紹介よりも感想は、如実に作品の中身を表しているものだと思います。今回の一連のツイートを見て思いました。そうです死体消失の密室殺人があるのです。
こんな異質なミステリーですが、よかったらどうぞ。
感想をいただくことは本当に嬉しいことです。本当にモチベーションがあがります。
すごく嬉しい・・・すごく嬉しい。
マ ナ の 樹 生 え た