初瀬明生と小説とKDPと

Q.KDPとは? A.Kindle(電子書籍ストア)に自己出版できるサービスの事だよ!

雑談(自分の習慣とか、マスカレードホテルの話とか)

読書と小説作成の両立ができない。
 
 
片一方をやりながら片一方を、というデュアルタスクは自分にはあまりできません。読書をしていると、早く書かないとなと思い始めて集中できず、小説を書いていると本の続きが気になってくる。出来なくはないのですが、基本的には重複は避けているようにしています。
せめてここまで書いたぞ、という達成感の元で読書に入るのはいいんですけど、特にプロットや内容をひねり出している時に読書はあまりしたくないです。
 
ただいま「レンタル探偵」なるものの構想を練ってちまちま本文を書いている作業なので、読書はできません。年末年始にまとめて読むくらいでしょうか。図書館にふらっと寄った時に、「ギロチン城殺人事件」という前々から気になってた本を見つけたのですが、ぐっと我慢。「騙し絵の牙」も見つけたのですが、これまたぐっと我慢。年末までは、こっちに集中したいです。
 
 
 
作業に入る前までは色々本を読んでましたよ。映画が始まるということで、東野圭吾の「マスカレード・ホテル」を読みました。
 
内容としては面白かった。普段知ることのないホテルの裏側が、個人的にはすごい読み応えがあった。かつて接客業でバイトしていた身としては、山岸の爪の垢でも煎じて飲めばもっと仕事は楽だったろうなと思ったくらい。実直すぎるほどの仕事への真摯さは、刑事がホテルマンのふりをして潜入捜査という特異な状況をより引き立てていました。
刑事のバディである能勢は一番好きなキャラ。
 
連続殺人の現場に残された数字や犯人の動機は納得できたんですが、肝心要の部分がどうも納得できない。ほんとにそれで通用する? どんだけ技術すごいんだよ、とトリックが明かされた時には真っ先にそう思いました。
 
ただ、このトリックがちゃんと成立するかは、映画を見ればわかるんじゃないでしょうか。ほんとにこのトリックをきちんと再現して、観客すら欺けるのだとしたらそれは成立すると言えましょう。
そういえば年明けにさっそく映画が始まるじゃないか。見に行かなきゃいけないじゃないか。2019年1月18日が公開日。
 
映画を見る前提でトリック考えてるとしたら、東野圭吾マーケティングの天才ですね(まあさすがにないでしょうが)
 
 
 
最後に余談ですが、新作に星5のレビューがついていました。ほんとうにありがたいです。作った甲斐がありました。