初瀬明生と小説とKDPと

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新作「21グラムの残滓」八月末に発売します

お盆も終わり、いよいよ夏の終わりが近づいてきました。その境目には、新作が発売できそうです。探偵と高校生のコンビで事件を解決していきます。

 

今回のお話は、幽霊が肝です。21グラムから連想した人もいるのではないでしょうか。幽霊のお話が絡むミステリーというのは、現代では珍しくも何ともありません。

ただこの作品、他の同じ趣旨のものと一線を画すのは、幽霊が見えるという能力がほとんど出てこないということ。ただのきっかけで後はほぼ出てきません。

しかも一人称視点が探偵という設定。探偵からは全く幽霊が見えないので、完全に幽霊というものが添え物となっております。

 

探偵である宝来蓮司朗(ほうらいれんじろう)は、バイトで知り合った高校生と帰り道を歩いていた。

そこである事故を目撃する。一見するとただの衝突事故であるが、高校生がトランクから出てきた幽霊を発見する。実際にトランクから死体が出てきて、そこから縁あってこの事件を捜査することになる。

トランクの死体に覚えのない運転手、それを睨む幽霊、そこから導き出される答えとは。

 

ここまで見ると高校生の方が主役に見えますが、前述したように探偵が主役です。

さらに今回の事件で活躍するのは、探偵の方の能力。これが事件を解いていく鍵となります。

 

「相手が嘘を吐いた時だけ、ドルリー・レーンになる能力」

 

本作にある文を引用。あまりこの能力を詳しく説明しないです。かなり重要になってきます。それは発売してからのお楽しみ。

 

ただ伏せておくとあらすじでどういう話なのかわかりにくいんですよね・・・。あらすじはぎりぎりまで考えておきたいです。

今回はここまでです。もうちょっとマシなあらすじや表紙絵は発売直前になってからということで。それでは。