初瀬明生と小説とKDPと

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新作「ダーティースノウ」鋭意制作中

二編の短編を収録した新作「ダーティースノウ」をただいま制作中です。二時間ほどで読める推理小説を目指して作成しています。

 

タイトルに雪の文字がありますが、表題作の方は大して雪は関係ありません。むしろもう一方の方が雪に大きく関わっていくという謎の仕様。

 

ここで二つの小説のあらすじを紹介しようと思います。

 

 

 

「赤銅色の日記」

 

皆既月食の日、祖母が手術をするということで故郷に帰った坂口信二(さかぐち・しんじ)は、その夜に赤銅色の月を見る。子供時代に見たそれを介し、彼は自身が体験した恐ろしい夜の出来事を思い出す。

 

祖父が崖から落ちて死んだ夜、祖母はなぜか殺鼠剤の瓶を持って鬼のような形相をしていたのだ。

 

子供時代の追憶。家族の真実。処分して欲しいと頼まれた日記。様々な出来事が、祖父の事故の真相、その背景を明らかにしていく。

 

 

 

「ダーティースノウ」

 

大学三年の春休み、仁科友之(にしな・ともゆき)は友人からの誘いで長野にスノボーに行くことにした。その旅行中、とあるトラブルで同級生を殺してしまう。偶然場に居合わせた飯田尚史(いいだ・なおふみ)に口止めをし、遺体を処理し、痕跡を消していく。

 

しかし数日後、その夜を暗示する脅迫文が仁科に届く。飯田が犯人とも思われたが、彼にはアリバイがあった。その後も脅迫文が届き、ついに犠牲者が出る。

 

クズ野郎の逃避行に巻き起こる不可思議な事件、現象。仁科に脅迫文を送り、襲ったのは誰か。事件発生させたのは誰か。これらを行ったのは同一人物か……。

 

 

 

新作は一週間後、遅くても二週間後に出版予定です。ただいま表紙作りと推敲を頑張っております。ぜひお楽しみに!