波野發作さんの「オルガニゼイション」の感想
とあるきっかけで感想ツイートを書きました。
Twitterだと流れるので、こちらに載せておきます。
@fuliefool まずヴェニスンの商人から
普通の少年の生活のようでいて、ところどころに謎や奇妙な設定が見え隠れする。まずそこでつかみはバッチリです。SF特有の難解さもキチンと回避され、物語が充分進んだあとに用語や世界観の説明をされすんなりと入りました。
— 初瀬明生@校正中 (@9_meiousei) 2015, 11月 23
@fuliefool たぶん構成がすごくいいんだと思います。
一人の異質な少年の道程を多く書き、そこからの世界観の説明はいいですね。その後の一幕の彼女とのやり取りも好きです。
説明されていない部分もありますが、それは細けえ事はいいんだよ的なノリで受け入れられました。
— 初瀬明生@校正中 (@9_meiousei) 2015, 11月 23
@fuliefool 次にガッデンの箱娘ですが、こちらは説明が多いなあと感じました。前の作品がすらっと読めただけに。
これはあくまで前に食べた味が口に残っている状態で次の料理に入ったみたいなもので、この作品が特別説明過多だということでは決してないです。
— 初瀬明生@校正中 (@9_meiousei) 2015, 11月 23
@fuliefool こんなことを言ってますが、物語が難解かといえばそんなことはないです。とにかく主人公がうらやましいぞこのやろうと言いたくなる!
この作品は正しく解釈できるかどうかが鍵だと思います。タイトル、エピグラフも含めて。
というか、自分の解釈が正しいのかはわかりません。
— 初瀬明生@校正中 (@9_meiousei) 2015, 11月 23
@fuliefool とにかく二作品とも構成が見事と言わざるを得ない。波野さんの実力は本物だと思います。
別作品ではありますが、藤崎さんが波野さんをべた褒めしていたのも納得です。
— 初瀬明生@校正中 (@9_meiousei) 2015, 11月 23
いやあいいものを見させていただきました。
自分は説明過多と言われるので、参考になりました。