自著のミステリー「寵愛の館」について
「寵愛の館」は今年の初頭あたりに自己出版したミステリー小説です。今回はこの中身を紹介します。
タイトルからわかるとおり、これは館もののミステリーなのですが、その舞台設定は普通とは違います。
舞台は湖に囲まれた孤島の館、薄明館。そこには主人公と、兄と姉の三人が暮らしているのですが、三人は一度たりとも外の世界に出たことがないというのです。そんな中、巻き起こる数々の事件。
外界との接触がまるでない舞台。主人公たちには一般の情報というものはほとんど持ち合わせていない。警察の呼び方などもわからない。その中で、必死に事件の真相を探していく。
簡単なあらすじとしてはこんな感じでしょうか。外に出たことがない人が出る館ものは普通にあるだろと思われる方もいらっしゃると思います。
ただ、起こる事件もおかしいものです。この「寵愛の館」のキャッチフレーズは、
裏切り者を探せ、犯人ではない人間を探せ
です。
これがどういうことなのか。それは読んでみて確かめてください。
なぜ今になって半年以上前の作品を宣伝したかといえば、これの統合版を各電子書籍ストアに出版しようかと考えているからです。佐藤さんのツイートに触発されてです。
もし興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひ上巻だけでもダウンロードしてみてください。来週のうちに出版停止となると思います。よろしくお願いします。