初瀬明生と小説とKDPと

Q.KDPとは? A.Kindle(電子書籍ストア)に自己出版できるサービスの事だよ!

The world where there are only Yamagata and Senzan line

ファンタジー世界の地図が自作できることを知り、ちょっと作ってみました。

inkernateというサイトです。

Inkarnate

ここで山形を作ってみました。

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再現してみたら上の図のようになってました。新作に出てくる舞台が全部出てますね。酒田港には鳥海山を、尾花沢には最上の巨木を添えて、山形市には県鳥であるおしどりを、米沢には吾妻山と飯豊山を。奥羽山脈も加えて再現度は完璧です。

 

 

とある有名ゲームを再現できてみたりできます。

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よし、完璧な再現度だ。建物のサイズを変えられることを、当時は知らなかった。

 

 

どちらも十分程度でできました。フリーゲームなどで使われているそうです。小説の挿絵にも使えないかなと思いましたが、商用で使う場合は有料らしいですね。詳しくは公式サイトで。

 

 

さて、新作の進捗なのですが、一月中には終わりそうもありません。つい先程まで推敲をし、今は21万字です。推敲も兼ねて、主人公がこの時点でどのくらいの情報を保有しているかというのも確認しました。これから詰めに入っていくにあたり、そこらへんが曖昧だなと思い最初から読み込みましたが、これがなかなかよかった。最終章の筆はかなり進みそうです(予定)。

 

なんとか、なんとか二月中には出したい・・・!

山形県と仙山線しかない世界より④ 舞台について

ついに確信に迫る場面まで書き終えました。ここまで19万字マジ卍。終わりまではあと4~5万字ほどでしょう。一月の終わりまでは完成させたい。マジで。

 

 

さて、今回の作品なのですが、山形県が舞台となっております。実際にある土地、場所なども出てきます。

 

まず山形市の文翔館。大正時代に建てられた山形県旧県庁舎及び県会議事堂を修復した施設です。こちらは物語とは関わりはありません。ただ出るだけ。

 

次は山形市にある八文字屋です。今日湊かなえさんがサイン会をしたらしい所です。ここでは主人公とヒロインが初顔合わせ的な事をする割と重要な場所。本文にはパーラーがあったり、入口付近に駐輪場がありますが、実際にはないのであしからず。

 

次は銀山温泉。知る人ぞ知る場所。大正ロマン溢れる温泉街です。山形に観光に来た人にまず薦めたいのはここですね。それくらい素晴らしいところ。ラブひなという漫画の舞台になり、作者もよく通う場所。ある人が泊まった旅館は偽名ですが、その他の名前はほぼ一緒です。

 

そして小野川温泉。米沢の南西に位置する温泉街。小野小町が由来という場所。ここにもある人物が訪ねてくるのですが、これが結構重要になってくる。

 

 

地名は実際のものを使っていますが、建物というと文化財とかそういう物ではない限り別名を使っています。八文字屋、事件のあった土地などは名前を変えています。

こういう場合の名前の使い方、というのはどこまでがいいラインなのかわかりません。こっちの勝手な裁量で名前を変えたりそのまま使ったりしますが、これでいいのかはわかりません。

色んな地名を実際に出した作品はこれが初めてです。瑕疵のないよう頑張っていきたいと思います。

山形県と仙山線しかない世界より③ ~流し切りが完全に入ったのに状態~

新年が明けて早くも半月が過ぎようとしています。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。新年が明けた特別感もどこへ行ったのやら。自分が立てた目標も、早くも頓挫してどこかへ行ってしまいそうです。

 

今回の小説を書くに当たって気をつけていたのは、代名詞、説明的要素を極力使用しないことでした。それが

 

なんということでしょう

(BGM: TAKUMI/匠「ピアノ」大改造!!劇的ビフォーアフター挿入曲)

 

あれだけ誓いを立てたにも関わらず、書き進めていくうちにどんどんとボロが出てしまいます。匠によって書かれた文章は、たちまち淡々となってしまいました。ただの淡々ならよいのですが、そこにもう一手間掛けてただの状況説明と成り果てています。

 

 

これはヤバいと思い、見直しをして修正を行っております。あれだけ年末年始や書き始めに誓ったくせに何をやっているのでしょう。あの時は本当に身が入っていたのに、今はこの体たらく。手応えはあったのに、今はまるで変わってない。

 

まさしく流し切りが完全に入ったのに状態

 

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とにもかくにも、今は16万字ほど書き進めています。16万字マジ卍。

ここまで来ればさすがに終わりが見えてきました。犯人確保ももう少しです。山形県に閉じ込められた青年を主人公とした変わった小説ですが、犯人との対峙でちょっとこの設定が生きてくるのです。何を言っているかわからないと思いますが、それは小説の完成をお楽しみにと言うことで。犯人確保の後が地味に長いです。「噂を集めすぎた男」という短編があるのですが、ああいった場面を作るのが夢。現時点ではまだどうなるかわかりませんが。

 

前半はすごいネガティブなことを言っていますが、ここは誰かに推敲を頼んででも直したい部分でもあります。あと、さすがに意識して後で見直せば直せるものなので、改善はできます。いや、してみせます。

 

ちょっと気合いを入れるために今回のブログを上げた次第です。今回は短いですが、これで終わりたいと思います。ではこのへんで。

新年のご挨拶

一週間ほど遅れましたが、新年おけましておめでとうございます。心機一転プロフィールを変えてみました。

 

年末年始はKDP本を読んでました。長編と短編の二つです。少ないですが、自分の小説の設定見直しとかやっていましたので、そこはご愛敬。

なんとか一月中には新作を完成させ、二月には発売となるようにこれからさらに気合いを入れなければなりません。これから事件の佳境に入るんですが、ここからが大変。読者の身になって、説明的にならずに一気に突っ走りたいところです。結構特殊な世界ですので、そこの折り合いをつけたいところ。

 

 

話は変わって年末の話。年が明けてから気づいたのですが「21グラムの残滓」の感想をいただきました。

ebookreviewsjp.blogspot.jp

 

続編を希望する声というのは初めてでしたので、本当に嬉しいです。ですがレビューを見てもわかるとおり・・・大層な設定にひかれて読んだらがっかりしたという声が多数ありましたので、根本的に作品に難があるのは否めないのかなと。正直言ってしまえば、今の所は続編を作るモチベーションはありません。

表紙については痛い所を突かれました。本当に表紙の力は大事だなと思う今日この頃。前回のブログでは色々と目標を書きましたが、もう一つ追加します。

 

 

今年発表する小説の表紙、ならびに宣伝の方をもう少しグレードアップします。宣伝の方は数を増やすではなく、もう少しうまいやり方はあるかもと模索中。表紙の方は、もう少しデザインを考えるのと、外注を考えています。過去作、たとえばヴィランズなども表紙を何とかできればいいなと考えております。

 

以上を目標に今年は頑張ります。2018年もよろしくお願いします。

 

21グラムの残滓

21グラムの残滓

 

 

初瀬明生の2017年総まとめ&鬼が笑うが言っておきたいこと

明日には実家に帰るので、今年で最後のブログ更新です。

 

今年は五作を出しました。

 

・無名の聖域

・ダーティースノウ

・BGM

・21グラムの残滓

・我楽多のセレナーデ

 

一年で五作は頑張った、と言いたいところですが、これだけ出せたのは理由があります。一つは、無名の聖域が去年の秋からかけて完成させたものであるから。あとは過去に書いた物を手直ししたものや、短編を出したことですね。別に速く書けるわけではありません。

 

無名の聖域には藤崎ほつまさん、ダーティースノウでは広橋悠さんが推敲の手伝い。BGMの表紙の装丁は淡波さんに手伝っていただきました。

改めて、本当にありがとうございます。

 

今年は割といい売り上げ(自分の中では)を記録したのですが、反面厳しいレビューもいただくようになりました。

ここで右のバーをご覧いただきたい。PC閲覧限定ですが、スマホの方にもわかりやすく言うと、4レビューいただいて星が二つなのです。実を申せば、今年出した中で一番の売り上げです。それなのにこの評価。

自分なりに分析してみたところ、おそらく設定はよかったのだと思います。そして読んだ。ただ、内容の期待外れ感が半端なかったのだと感じました。さも本格的なインドカレーを作っていますと謳っておきながら、実際に出されたのは陳腐で味の大したことないカレーを出されたような。レビューを読んでいるとそんな感じがします。

自分が面白いんじゃないかという思いを突き詰めすぎた。結論としてはこうです。いいことを言ってる風ですが、実のところ読者のことを考えていない節があったのだと思います。伏線を散りばめるだけで、それを効果的に配置する考えはほぼなかったように記憶しています。もちろん気をつけてはいるのですが、びっくりさせることを重きに起きすぎて、話がとっちらかったり、無理矢理場を繋げることが多いように思います。

 

なので新作「Closure World~山形県仙山線しかない世界」は、これらの反省を踏まえて、構成と話の流れを第一に考えていきたいと思います。今の所は12000字ちょっとを越し、折り返し地点も過ぎました。山形全地方を余すことなく書くという、なかなか舞台も大きいです。

現代社会を舞台にしているため、どっかで齟齬がないかは心配でございます。もしかしたら協力をお願いするかもしれませんが、きっといいものに仕上げます。

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来年は、長編(上記のもの)、短編fire marks(仮題)、長編(ファンタジーの大図書館を舞台にした、羽の生えた司書が主人公の何か)と三作出すつもりです。つもりなので、また後の二つは未定です。

もしかしたらですが、来年は大きな挑戦をしてみようかなとも思っております。今のところ完全な机上の空論ですが。

 

 

以上のことを踏まえて、2018年の初瀬明生には期待していてください! 例年以上に頑張ります。それではまた来年。

山形県と仙山線しかない世界より②

10万字を突破したので記念にブログ更新です。一日何万字という西尾維新ばりの速さで書けば年内には終了すると思います。つまるところ、無理です。

 

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しかしプロットをちゃんと書くと、やたらとスムーズにいくのはびっくり。今回のはより精密に、何日もかけてプロットを組みましたが、どこかでつまづいて筆が止まってしまうことは少なくなりました。

今回の小説で心がけているのは、プロットの精密さと、前フリとオチをテンポ良く繰り返すこと。後者はとあるツイートを見て、割と視界が開けました。実践できるかは完成して人目に触れてからでないとわかりません。

今回の作品はかなり気合いが入っています。資料あさりは今まで以上にしているし、実際に舞台に足を運んだりもしています。来年の二月までには、ぜひとも今までの作品を越えるクオリティに仕上げたいと思います。

・・・・・・まあ言うだけなら誰でもできるんですがね。ちょっと前作で反省したので、そのくらいの気概でいきたいと思います。

 

さて、これだけではブログとして心許ないので、新作の中身について少しだけ

 

前のブログで、主人公である瀬見翔馬(せみ・しょうま)が「生き浸かり」という趣味を持っていると書きました。それについてのご説明を。

詳細はまだ明らかにしませんが、とあることに大いに役立つことになるものです。といっても、事件の核となる部分には役立ちません。ドラクエでいう盗賊の鍵ぐらいの重要度です。

「生き浸かり」とは、もちろんこの作品だけの造語です。特に変わったものでもなく、人間観察やら立ち聞きみたいなものを言い換えた感じ。犬の散歩をウォークザドッグとかっこよく呼んだみたいなものです。超能力の類いではありません。

あらすじで引っかかる単語を作ってみたくてこんなものを造ってみました。これがどう作用するかは、来年二月(予定)に出る新作をお楽しみということで。

 

それでは今日はこのへんで。次回は舞台の話。山形紹介みたいになってしまうかもしれない。

山形県と仙山線しかない世界より①

十二月に入って早一週間が経ちました。こちらは来週から雪が降り始めます。新作は雪のように予定通りとはいってくれません。今のところはせいぜい四分の一。一月に出せるかは怪しくなってきました。

とはいえ、ブログで進捗状況は続けていきたいと思います。かなり長くなりそうですし、ただパソコンとにらめっこして書いているだけでなく外に出ているため、ネタには事欠かなさそうですし。

 

これから新作の進捗状況を書くブログのタイトルは「山形県仙山線より」に統一します。

 

 

◆「Closure World~山形県仙山線しかない世界」のおおまかな内容

新作の舞台となる場所です。

 

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はい。誰がどう見ても山形県です。線路は仙山線です。白丸は山形駅を表しています。

おそらく表紙絵はこれに人物などを入れる形になると思います。

 

さて、この山形を舞台とした作品。どんなあらすじなのか。今現在考えているものは以下のとおりです。

 

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